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会議で社員が前を向いている組織と、下を向いている組織では何が違うのか?

活性化している組織と固く鈍い組織の違いをずっと観察してきて「リラックスしているかどうか?」というシンプルな結論に至りました。
 
会社でもPTAでも経験ありませんか?
発言しづらい固い雰囲気の会議ってみんな下を向いたままチーンとしていますよね。
みんな緊張している。
発言が活性化しないと良いアイデアは出ませんから、創造性の時代には企業にとっては死活問題と言っても過言じゃないと思います。
 
リラックスした雰囲気が大切ですが、今日はそれをどうやってつくるか?という事を考えたいと思います。

友達とやれば楽しい事が、会社では苦痛になる理由

結論から言うと、リラックスには「素の自分でいられる」ということが非常に大切です。
人は誰しも「立場上の自分」を持っています。
会議って、みんなが立場上の仮面をかぶって参加しているでしょ?
特に社長、会長といった役職を持っている人ほど厚い仮面をかぶっています。
プライベートで話すと気さくな人なのに、会議になると「えー、本日は、足元の悪い中、またお忙しい中…」ってなる(笑)
普段は「ありがとう!」って普通に言うのに、会議では「大変感謝している次第であると、さように考えておる次第でございます」ってなる(笑)
 
で、長がこれをやると、みんなも仮面をかぶって下を向いちゃうんだよね。
 
先日、ネットでこんな興味深い話がありました。
スレッドのタイトルは「企業が考える『社員のヤル気を引き出す仕組み』が労働者には罰ゲーム」そこで紹介されていたのが…「家族も参加できる大運動会」「社内報に毎号、全社員が登場」面白いところでは「運動会の大玉送りの中に社長が入る」なんてのも(笑)
 
なんで、これらを罰ゲームと感じるかというと、親しい友人となら楽しい行事も、会社でやると緊張があるからだと思います。
素の自分でいられない、仕事上の別人格でいなきゃならないのは結構なストレスですよね。
IMG_0269
立場、役職を超えて1人の人間として付き合う時間が必要
きっとスレッドで紹介された事例企業は比較的、素の自分でいられる風土があるのだと思います。
素の自分を開示することが活性化した組織を創るための第一歩です。

組織の活性化は社長の自己開示から始まる

人間関係はビジネスにおいて最も重要な要件の1つです。
販売の世界では人間関係が反応率に大きく影響しますが、いかに素の自分を知ってもらうか?が鍵を握ります。
お客様に出すニューズレターでも「拝啓 平素は弊社をご愛顧いただき…」なんて文章じゃなく「どうも!米澤です!昨日、子どもと風呂に入っていて、石鹸ですべって腰を打ってしまいました…」の方が親しみを持ってもらえますもんね。
 
「自己開示」と言いますが、これは社内の組織づくりにも言えます。
 
例えば、僕の友人が勤める会社の社長は、すごく固い人で、一切プライベートが見えないと言います。
仕事の上の別人格で社員と接しているから、社員もそうなって組織に元気がないと言います。
でもね、僕はその社長の素の姿を知っているんです。
偶然、コンビニで社長がハーレーで「ドッドッドッド」と登場したのを目撃したんです。
サングラスにシブい革ジャンでカッコよかった。
 
友人にその話をしたら「想像できない」と驚いていましたが、僕が「ハーレーで出社したらどう思う?」と訊くと「そうして欲しい」と言いました。
ある日突然、ドッドッドッドと爆音を立てて会社に登場して「いや〜、ガンガン仕事して趣味に金を使うって良いよな〜!人生、楽しんだもん勝ちだ!」なんてやったら、社員も嬉しいと思います。
 
組織に緊張が漂うと自由にものが言えなくなります。
それがアイデア創出の妨げになり未来創造が困難になる。
 
もし、そんな状態になっていたら、その原因は社長の仮面にあるのかもしれません。
 
社内運動会や旅行をやる前に、手を打つポイントだと考えています。
 
それでは今日も仕事を愉しみましょうね!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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