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起きている問題と感情を分けて捉えることができれば、組織は相当な問題を解決できる

公開日: : 日常の気付き

社長には自分の感情のコントロールするスキルが必要です。
特に、怒りや不満といった感情があると社員と円滑なコミュニケーションが取れずに、解決できる課題も解決できなくなります。
 
起きている課題は課題、感情は感情と分けて捉えることができれば、組織は相当な問題を解決できるはずです。
どうすれば感情を整理できるか?そんなことを考えたいと思います。
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感情の問題は感情を理解しないと解決しない

「この世に美しい花はない、美しいと思う心があるだけ」
そんな言葉に触れ、良いこと言うな〜と感心してしまいました。
起きている事実、現象は「ただ、そこにあるだけ」で、それをどう感じるか?どう評価するかは人間の心が決めているということです。
 
僕の経営者人生の中で最も反省していることは、社員に対し社内で起きている好ましくないことを感情でぶつけてしまったことです。
今でもあるけどね…
人間だもの(笑)
 
「アレがおかしい、コレがおかしい、できていない」と怒りをぶつけたわけですが、それは自分の「納得できない」という感情を吐き出していただけでした。
逆に、社員がそうなることもあります。
 
感情の問題が解決すれば、起きた課題に冷静に取り組めばいいだけ。
シンプルな話ですよね?
 
僕が指示ゼロ経営に関して経営者から相談を受ける時によくあることですが、やはり経営者から出るのは「誰がどうした、こうした」という社員に対する不満です。
 
そんな時に、僕がすることは、以前の自分がやったこと…「自分の外の話は良いから、内面の話をしてください」と伝えることです。
「何を感じているか?」です。
 
子どもが自分の気持を正直に吐き出すように「腹が立つ」「怖い」そんな気持ちを吐き出してもらいます。
愚痴とは大きく違うでしょ?
でもね、これが大人には、特にプライドが高く自分が正義だと思っている経営者には難しんです。気がつくと「誰がどうした、こうした」の話に戻ってしまう。
 
感情の問題は感情を理解しないと解決しません。
そのためには「何を感じているか?」を味わい、アウトプットするのが最良です。

感情が落ち着けば、冷静に課題解決に取り組める

僕がこの方法に出会ったのは、今から8年ほど前でした。
先輩から誘われて、滋賀県にある「行動科学研究所」の講座に参加しました。
HPはこちら。
 
HPのキャッチコピー「私がいま『問題』だと思っていることは何か?」「大切なのは自分自身をもっと知ることではないか?」にあるように、徹底的に自分の内面と向き合う事をしました。
最初は怖かったんだけど、やってみると全く怖くなく、すごくスッキリしました。
 
習慣にして気づいたことは、いかに自分の行動が感情に支配されていたかということです。
同時に、感情が落ち着けば、まったく問題にすらならないことが多いということ。
 
例えば、スタッフに開けた戸を閉めない人がいました。
冬になると寒でしょ?
腹が立つわけです(笑)
で、「あいつは周りへの配慮が足りない」と相手の非を理屈で固めていく。
自分の感情を正当化していく。
 
件のスタッフは何の悪気もなくやっているんだけど、僕の中ではこの件がどんどん深刻化するわけです。
幹部にそのことを言うと「そんなに大した問題じゃないと思います」と言われ、さらに怒りに火が付く。
「一事が万事」こういう小さな事を放置するところから企業の衰退が始まる、なんてね。
 
でも、自分の気持に向き合ってからは全く気にならなくなりました。
開けっ放しになっていたら僕が閉めればいいだけ。
「おい、寒いよ」という言葉が感情の乱れなくカラッと出るから、相手も「あ、すみません」となり、続けるとちゃんと閉めるようになりました。
 
これが、そいつを呼び出して説教したら、互いに感情が乱れてややこしいことになりますよね?
 
僕は、指示ゼロ経営は仕組みとメカニズムが2割、社長の内面が8割だと思っています。
だから、合宿では本音が言える環境づくりを心がけているのです。
 
起きている課題は課題、感情は感情と分けて捉えることができれば、組織は相当な問題を解決できるはず、そう考えています。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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