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企業の仕事は現代のサンタクロースに似ている。喜びの創造を協働するという意味で。

自分がやっている仕事が人の喜びに貢献しているという実感は、働き甲斐、生き甲斐に大きな影響を及ぼします。
社員にヤル気がないのは、もしかしたら「喜びへの貢献感」を感じれていないのかもしれません。
自己肯定感を感じられないかもしれないという話です。

人に喜ばれるというのは、感動レベルの悦び

人が仕事をする目的は様々です。
「金のため」「趣味を充実させるため」「家族のため」「社会と関わりたいから」「仲間と成し遂げる喜びが欲しい」
 
どれが上等で下等というものじゃない、価値観だからね。
でも、間違いなく言えることは「他社との関わり」から喜びを得ている人の方が充実感を感じているという事実です。
人間は自分という存在を認めてもらいたい…承認欲求が強い生き物です。
それはSNSの投稿を見れば分かります。
自分を見て欲しい、「いいね」を押して欲しい、コメントが来ると嬉しい。
 
そういう生き物だと思う。
 
だから、仕事でそれを実感できることはとても大切だと考えています。
 
昨日、弊社が毎年行っている「突撃サンタ企画」をやりました。
サンタコスで高齢者宅に行き、プレゼントを渡すサプライズ企画です。
毎年、地域の人がサポーターで手伝いに来てくれますが、今年は地元の大学生が来てくれました。
 
IMG_2360
 
突然の訪問に驚くおばあちゃん。
1人で暮らしている方は話し相手がいないから、嬉しくてたくさんおしゃべりしてくれます。
中には、話しながら感極まり涙を流す方もいます。
 
配り終えて、みんなでカレーを食べながら報告会をしましたが、ある学生さんは、涙を流すおばあちゃんの件に触れ、目に涙を浮かべていました。
 
人に喜ばれるというのは、感動レベルの悦びなのだと改めて思いました。

1つのゴールに向かい関わる人が協力しているという実感が大切

仕事の成果は基本、売上や利益といった数字で測ります。
でも、心の豊かを求める時代では、それに加え「喜ばれた」というフィードバックが必要だと思います。
このフィードバックはお客様と直接に接する立場の社員はもらいやすいですが、工程の最初のほうに携わる人はもらいづらいですよね。
だから、情報共有が大切だと考えます。
 
企業は、様々なセクションに役割を分担して活動していますが、ゴールはお客様に価値を届けることです。
みんなが1つの目的に携わっているはず。
手柄はみんなで創り出しているのです。
 
お客様からの喜びの声を集め、みんなで共有すること。
その成果を、みんなが「みんなのお陰だ」と認め合う風土が企業の活力になる時代だと考えます。
 
今日は、クリスマスイブです。
以前に、Yahoo!知恵袋に子どもからの質問がありました。
「サンタはいますか?」というものでした。
「絶対にいると思う。親は絶対に選ばないようなプレゼントをくれるから」と書かれていた。
「いる」と信じたい、でも疑う気持ちもあり、大人に「いる」と言って欲しい、そんな願望が観える質問でした。
 
これに対するあベストアンサーが素敵でした。
 
「サンタはいます。ただ昔のように自分でおもちゃを作って自分で配達することができないのです。DSやipodはサンタには作れませんし、配達もしきれない。そして今は、防犯に気を使うので鍵を開けて入ることもできない。そこで、おもちゃメーカー配送業者、親などの力を借りているのです。みんなが少しづつ『サンタさんのかわりにやりますよ』という思いでやっている。そして大切なことは、協力する人たちはみんな『このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな』と思っていることです。」
 
仕事も同じだと思います。
1つのゴール…価値を創り届けること…それに向かい関わる人が協力している。
 
それを実感できたら最高ですよね?
 
それでは素敵なクリスマスイブをお過ごしください!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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