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指示待ち社員が自ら考え行動する社員に生まれ変わる

会議で社員が発言する時に、どこを向いているか?
社員の自発性を調べたかったら、この方法が有効です。
自発性が育っている企業では、発言者はみんなに向かって話をします。
そうでない企業では社長(上司)に向かって話をします。
 
社長からの評価が最大の関心事になっている証拠で、社長に評価されることしか行いません。
そうなると、社長の限界=会社の限界で、変化が激しく社長でさえ正解が分からない時代にはついていけません。
 
社員が、真に会社の事を考え、例えそれが社長の意ではなくても堂々とみんなに向かって発言できる風土に変える必要があります。
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社長がいちいち評価するから自立した社員が育たない

僕は、自分が主催するセミナーでもそれを感じます。
僕のセミナーではグループディスカッションを多用します。
グループごとに発表をしてもらうのですが、参加者が社長の場合は、ほとんどがみんなに向かって発表しますが、社員さんの場合、僕に向かって発表する人が結構います。
そんな時は「皆さんに向かって言ってね」と促しますが、これが普段の姿なのだと思います。
他人の講師に対してでさえそうなのだから、社内ではもっとそうだと思います。
 
自分の考えではなく上司の評価で行動している。
 
これは、その本人が悪いのではなく、そうさせてしまう環境に問題があります。
では、どうしてそうなるかと言えば、取りも直さず、社長がジャッジをするからです。
「やっていいかダメか?」
「どのようにやるか?」
「やった結果の評価」
 
これら一連のプロセスでいちいち社長に評価されていたら、そりゃ社長に向かって発言するようになるよね?
 
これらを1つ1つ、自分でジャッジできるように変えていく必要があります。
一気に変えるのは危険だから、順を追って変えていくのが良いと考えています。

段階を踏んで、徐々に自立を促す

意思決定には「何を」「いつまでに」「どんな方法で」「どんな出来映えで」「誰が」「誰と」「いくらで(コストね)」の7つがあります。
それらのうち、どれだけ社員が決められるかで自発性が決まります。
特に最初の4つが重要です。
 
社長であれば7つ全部決められるでしょ?
だから、社内で社長が最も自発的なのです。(さらにリスクを背負っている危機感もある)
 
でも、いきなり社員に全てを任せることは怖いですよね?
だから、順を追って進めればいい。
 
まずは「何を」「いつまでに」「どんな出来映えで」からです。
何か特別な企てでなくても、例えば、作業員だったら「ミスを今年中に半分に減らす」といったものでもOKです。
 
これは安心して任せられるまでは、社長に相談してから決めても良いと思います。
社員にとっても、相談なしでは怖いですからね。
ただし、いつかは相談無しで自分で決めることを目標にしてもらうことです。
社長は任せた以上、もし失敗してもそれを咎めない事を宣言した上でね。
 
また、社長が評価をしない代わりに、自分たちで客観的に自己評価できるためには「出来映え」が明確になっている事と、それが誰の目にも見える情報公開が必須になります。
 
次は「どんな方法で」ですが、これは自分で考える前に社長に相談に来させてはいけません。
社長の評価で動く習慣が身に付いてしまっている社員は、自分で考えずにいきなり相談に来ますが、「考えればできるよ」と返す勇気が必要です。
 
次は、社長ではなく仲間に相談する習慣づけです。
社長に聞いても答えてくれない場合、仲間に聞くようになります。
学び合いは教わる側も教える側も育ちます。
その時に、まわりが相談に乗ってくれなかったら意味がありません。
これには、全員で協力し学び合い、チームとして成果を出すという共有認識がチーム内で醸成されている必要があります。
 
社員が社長の評価を気にせずに、自分の意志で自由に決め考え行動したら、きっと社長もビックリするような素晴らしい仕事を、最高のチームワークでしてくれるはずです。
 
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
 
誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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