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富士宮やきそばに学ぶ、アイデアありき、組織は最後につくるという発想

公開日: : 最終更新日:2016/12/14 後継社長の組織づくり, 組織育成

「組織は最後にできる」…これが活性した組織をつくる秘訣です。
最初に組織をつくって、がん首揃えて何をやるか?を考えても実行力の高い組織はつくれない。
発想が逆で、誰かが出した素晴らしいアイデアに人が集い役割が決まり組織ができる方が良いってこと。

今日は、組織づくりについて考えたいと思います。

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最初に組織ありきでは上手くいかない

PTAや商工会、青年会、業界の組合に所属したことのある方は経験があると思いますが、多くの組織が活性していません。
予定調和、マンネリに陥っているところが多いと思います。

その原因は「組織ありき」だから。
例えば、会長がいて、幹事がいて、幹事長がいて、委員会があるというカタチね。
最初に組織をつくって、後から何をやるか?を決めると上手くいかないんだよね。
メンバーも義務で参加している人が多くなります。

そもそも組織は「何かを遂行するため」に結成されるわけだから、やることが決まらないのに組織をつくることには無理があります。

だから組織は「なるべく遅く」「自然発生的に」できるカタチが良い。
誰かが出したアイデアに「それ良いじゃん!」とフォロワーが付き組織化されていくのが理想です。

僕は組織ではなく「集団」という言葉を好んで使いますが、その理由は組織化は最後に行われるのが良いと考えているからです。
「集団が自律的に組織になる」のが活性化には大切なのです。

アイデアにフォロワーが付き、最後に組織化される形態

組織が後からつくられ成功した事例に、B級グルメの発祥「富士宮やきそば」があります。
以前に新聞に載っていたのですが、最初は商工会か何かの委員会で地域活性化が議論されたそうです。
でも、良いアイデアが出ずにプロジェクトは解散しました。
で、最後の会議の後に「せっかく集まったんだから、最後だけど飲み会をしよう!」って流れになり、飲み会の席で「富士宮やきそば」のアイデアが出たそうです。
そして、そのアイデアに「それ良いじゃん!」とフォロワーが付き、役割が決まり、組織になったそうです。

実は、夢新聞の発祥も飲み会なんだよね(笑)

企業も同じです。
開発部、製造部、営業部といった業務運営の組織はすでにありますが、新しいことにチャレンジする時はアイデアに人が集い「最後に組織になった」というカタチが理想です。

そのためには個人単位で自由にアイデアが出せる、言える環境が必要です。
自律型組織で有名な、岐阜の未来工業さんは社員のアイデアを1件500円で買う仕組みがあります。

社内にアイデアを溢れさせよう。
アイデアにフォロワーが付き、最後に組織化されるようにしよう。

それが変化が激しく、生活者の欲求が高度になった時代に対応できる集団の在り方だと考えます。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

また明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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