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これからはチームワークが弱い企業は生き残れない…その理由に迫る

公開日: : 最終更新日:2016/12/14 学び合い, 組織育成

「チームワークは必要か?」と問われば、誰もが「Yes」と答えます。
でも、なぜか?と聞かれるとなかなか明確に答えられません。
常識になり過ぎているから考える由もないって感じですよね?
僕は、今ほどチームワークが求められる時代もない、そう思います。
いや、もっと正確に言うと、チームワークが弱い企業は生き残れないさえ考えています。
そういう時代なのです。

そもそも、なぜチームワークが必要なのか?

チームワークが絶対不可欠な理由は、今、そしてこれからの時代の企業経営には、次の3つの要件が必須だからです。
1、前に踏み出す力(チャレンジ力)
2、粘り強くやり続ける、考え抜く力
3、相手の気持ちを察する感性

それを高める一番良い方法が「チームで協働すること」です。

これらの能力のうち1と2、そして『チームで協働する力」は経済産業省が「社会人基礎力」と名付け、それを受け文部科学省も対策に乗り出しています。
「社会人になったら身につけたい」ではなく「社会に出る時には身につけておいて欲しい」ということです。

例えば、先日、PTA講演会でお邪魔したある小学校で、子どもたちが保護者相手に商売をしていました。
児童が自分たちで米作りをして、収穫した米に「ス米ル」(スマイル)と名付け、自分たちで販売していたんですよ。
1人1人、小分けにされたお米を持って、大人に「いかがですか?僕たちががんばって育てたお米です。」なんて言う。

大人に声をかけるのは勇気が要ります。
ちょっと断られたくらいで諦めたら売れません。
どんな声がけをすれば欲しい気持ちになるか?を考えないといけない。

まさに社会人基礎力の育成をやっていたんだよね。

その証拠に、校長室に掲げてある「学校教育目標」がこれだもん。

IMG_1945

そして、これはチームで考えるから出来ることなんです。
だって1人じゃ怖いし、知恵にも限界があるからね。

1人1人ではなく集団を育成することが最も大切

このことは企業でも言えることです。
これまで多くの企業がチーム単位で目標達成に取り組む事をしてきませんでした。
職務を1人1人に割り当て、社員同士を競わせるやり方をとってきた。
当時は、この方法が一番成果を上げたと思います。
目の前のタスクを大量にこなす事が全体の成果につながったからです。

でも、今って何が正解か分かりません。
生活者の欲求がものすごく複雑で抽象的になって、消費者でさえ自分が何が欲しいのかを知りません。

これに応えるには、まさに、チャレンジと粘り強さと知恵、感性が求められるよね。

1人で孤独にウンウン悩んでいてもヒラメキも出なければ挑戦する勇気も出ない。
当然、壁にぶち当たることも多い。

これを乗り越えられるのが「チームでの協働」です。

これが、僕が「チームワークが弱い企業は生き残れない」と考える理由です。
指示ゼロ経営は「指示命令をしなくても、社員が『自分たちで』考え、判断し行動する集団」を育成する方法論です。

1人1人ではなく集団を育成することが最も大切だと考えているのです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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