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単調な作業を楽しい仕事に変えると社員の自発性は上がる

仕事が楽しいと、人は言われなくても自発的に動きます。
でも「ウチは仕事そのものに楽しさがない」という社長もいます。
例えば、新聞配達の現場はとても単調だし、クリエイティブか?と言われれば決してそうじゃありません。
それでも仕事を楽しくすることはできると断言します。

今日は、その普遍的な方法について考えたいと思います。

人間にとっての普遍的な関心事は「人と関わること」

仕事を楽しくする秘訣に関して、僕が参考になったのは地元中学校の職場体験です。
地域の企業に協力してもらい、中学生が2日間ほど職場に入る課外授業のことね。
生徒が希望を出すのですが、人気の企業はレストラン、ホテルなどです。
弊社はあまり人気じゃないのだ(泣)

多分、新聞店って地味なイメージがあるからだと思います。
人気企業はサービス業なのですが、僕は、接客に面白さを感じる生徒が多いと推測しています。
「人と接することは楽しい」…そう思う人が多いのだと。

実は、これに関しては研究が進んでいるのですが、人の関心事の中でも特に強いのは「人間に関すること」だそうです。

これはカフェに行けば分かります。
みんな「誰かの話」をしていますからね。

この事を僕が気づいた時に、あるチームづくりのコンサルタントの言葉を思い出しました。
「何をやるかじゃない。誰とやるかが重要だ」

人間にとっての普遍的な関心事は「人」…だとすれば、人と関わるように仕事をデザインすればいいと考えたのです。

計画から実行までのプロセスに「人との関わり」をつくる

仕事に人との関わりを持たせるには「みんなで力を合わせてやる」という構図が必要です。
これは新聞配達の現場を見ると分かるんですが、基本、新聞配達の作業は1人でやります。
朝、出社して、自分の新聞を持って配達に行き、終わったら家に帰るというプロセスです。
人と接することが苦手な人にとっては理想の職場なのですが、人と接することが好きな人には退屈ですよね。

それが1年に1度「みんなで力を合わせてやる」という構図が生まれる日があります。
それが元旦の朝の作業です。
元旦の新聞はとても厚くて大変なので1人で作業をすることは難しいのです。
だから、スタッフを増員して、通常は1人でやっている作業をみんなでやるのです。
これが楽しいんですよ。

IMG_8597

「クレームゼロ」を目標に、みんなで役割を分担し協働する。

やっていることは単調なのですが、仲間と力を合わせると楽しくなるのです。

この構図を創るには、まずは共通の目標が必要です。
目標がないと力を合わせることは起こり得ないからね。

次に、目標達成のための作戦をみんなで立てることです。
上が考え下にやらせる、ではチームワークは生まれません。
もしかしたら作戦を立てている時が一番楽しいかもしれません。

作戦を立てる中で、誰が何を担当するのか?を自分たちで決めたら最高です。

自分たちで考え、自分たちで実行する。
そうすることで、意図せずとも人との関わりが生まれます。

仕事を楽しくすることはどんな職種でもできる。

う〜ん、やっぱり商売は人間の性質に詳しくなることだと、つくづく思います。
楽しいですよね!

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

また明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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