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業績が良い会社は商売のやり方が上手い、永く繁栄する会社には確固たる人生哲学がある

公開日: : 最終更新日:2016/12/14 感性社会の経営, 現代人のモチベーションと創造性 ,

経済も経営も、人の幸せを実現するために開発されたものです。
それが真理だから、それに反した経営は淘汰される運命にあると思う。
大手広告代理店に強制捜査が入りましたが、仕事で不幸になるなんて絶対にあってはいけないこと。

今、改めて経営の目的を「幸せの創造」に設定し直す必要があると思います。
その方が、永きに渡って繁栄するビジネスになるしね。

伊那食品工業さんが永く繁栄する理由

「何のために働いているのか?」…仕事の意義を考えることは、特に今の時代には大切なことですよね。
これを見失うと、ただ数字を追いかけるだけの経営になり、誰も幸せにならないなんて事態になっちゃいます。

「仕事は幸せに生きるためにする」…これは絶対的な真理ですからね。

例えば、このことを真剣に実践している会社に、長野県伊那市にある「伊那食品工業」があります。「年輪経営」で有名な企業ね。
僕の家からクルマで30分のところにあるんだけど、近いがゆえに行ったことがありませんでしたが、先日、友人と視察(遊び?)に行きました。

同社に行き、ビックリしたのが、一般のお客様で賑わう「かんてんぱぱガーデン」があるのですが、これは塚越会長の「社員に緑の中で働いて欲しい」という思いから開発されたものだそうです。

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レストランやショップも充実した「かんてんぱぱガーデン」

効率よく金を稼ぐという視点から見たら無駄な投資ですよね?
でも、投資する。
それは、経営の目的が「幸せの創造」だからだと推測します。
直接聞いたわけじゃないけどね…

そして、これは福利厚生が充実しているというレベルの話じゃない。
そう思った、あるカレンダーがありました。

経営の目的は金儲けではなく「幸せの創造」である/h3>

一般のお客様が買い物をするショップに「100年カレンダー」が掲げてありました。

IMG_1920

これの意図はカレンダーの中に「自分の命日」があることを意識することです。
僕も眺めながら「不摂生してるから、この辺かな〜」なんて指を指したら、なんだか毎日を大切にしないとという気持ちになりました。

何を持って幸せか?は価値観だから人それぞれだと思いますが、僕は、成功することが幸せではないと考えています。
成功することは楽しみの1つだけど目的じゃない。

人生を閉じる時に、自分の人生を走馬灯のように振り返ると言いますが、それが本当なら、温かい思い出がいっぱい詰まった古いアルバムを見るように、微笑みながら振り返りたいと思います。

充実した毎日、感謝の気持ちで満たされた毎日が、そのまま幸せな人生になると思う。
そこを経営の目的に置くから無理な目標は立てないし、狂ったような残業もない。
自分のペースで成長したいから株式の上場もしない。

この姿勢が、結果的に好業績につながっているのだと思います。
だって、そんな会社だったら社員さんが大切にするでしょ?
もし、業績が下がったら、みんなが自分事と捉え「なんとかしなきゃ」となるはずです。

業績が良い会社は商売のやり方が上手いですが、永く繁栄する会社にはしっかりした人生観…「何のために働いているのか?」という哲学を持っている。

そんな事を思った視察でした。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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