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今いる社員の個性を結合すれば、小さな企業でも魅力的なビジネスが創れる

ハッキリ言えば、中小企業は大企業に比べて最初から優秀な人材は入ってきません。
でも、今いる人材の力を結集すれば、相当なことができるはずです。

1人1人が頑張れば、という話ではなく、1人1人の社員が自分の個性を仕事に活かす、その力が1つの目的に向かう構図をつくれば十分可能です。

今日は、そのために必要な要件を考えたいと思います。

今いる社員で出来るビジネスを描くという発想

大企業と中小企業の人材活用の違いを料理に例えるとこんな感じです。
大企業は、メニューを決めてから材料の買い出しに行く。
つまり、目的・目標を決め、その実現に相応しい人材を採用するやり方です。
戦略的と言えますよね。

対し、中小企業にはそんなに都合のいい人材はなかなか入ってきませんし、そもそも、目標が変わることが多いから、別の方法を取らざるを得ません。
それを料理に例えると、冷蔵庫の中にある材料を見てからメニューを決める方法です。

「じゃがいもとニンジンと玉ねぎと豚肉があるな〜」「じゃあ、カレーにしようか!」って感じね。
メニューをたくさん知っていたら違う料理が出来る可能性も膨らみます。
創造性が求められますが、無限の可能性を秘めていますね。

matutake

全然関係ないですが、信州は今、松茸がピークです

今いる人材の特性を活かして、メニュー、つまりビジネスモデルを決めるという、経営の教科書に書いてある事とは180度違う方法です。

社員が活きるためには企画の発案に参画する事が大切

例えば弊社の場合、今やっている事は、15年前に描いていたビジョンと大きく違います。
環境が大きく変わり、途中で修正を繰り返していたら、当時は創造もつかないカタチになりました。

途中、僕は自分の先見の明のなさにウンザリした事もありましたが、これだけ変化の激しい時代なので長期ビジョンを描くことはどだい無理な話だと悟りました。
そこで社員の特性をビジョン策定に活かしていったわけです。

例えば、先月に行った、手仕事&産直市「おてんとさんぽ」は社員の個性を結集した企画です。優さんという男性社員にはイベントのノウハウがあります。
陽子ちゃんという女性社員は、元行政職員で「まちづくり」の感性がある。
今は独立しましたが、牧内という女性社員はデザイン・表現が抜群に上手。

それを活かして僕が構想を練った…わけではありません。

僕は、「社員1人1人の個性が活きる会社にしたい」そして「地域に住む1人1人の個性が活きる地域づくりがしたい」それだけを言いました。

料理で例えると、具体的なメニューじゃなく「地元野菜がたっぷりの健康的なメニュー」とだけ言ったわけです。

この漠然さが人材が活きる秘訣だと考えています。
僕が具体的に決めたら、社員は「使われちゃう」から、個性が発揮できなくなるのです。

社員を活かすのではなく「活きる」ためには、できるだけ初期段階から企画に参画する事が大切です。

今いる社員さんたちの個性を発揮し、1つの目的に向かえば相当な事ができる。
そう確信しています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!
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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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