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「儲かる」は信じてくれる人がいて初めて起きる現象

公開日: : 最終更新日:2016/12/15 感性マーケティング, 感性社会の経営

扱う商品の選択は、それこそ一大事だと思います。
「売れなかったらどうしよう?」なんていう類の話じゃない。
大切なお客様に心から勧められるものか?という話です。

売れるかどうか?よりももっと大切にしなきゃいけない基準がある、今日はそんな話です。

関係性があるからこそいい加減なものは勧められない

先日、とある新聞社の会議で信州蕎麦の提案をしました。
全国津々浦々にある新聞店は地元の名産に精通している方が多いので、各地から隠れた名産を集めみんなで販売しようという企てです。
僕が提案した蕎麦は信州でもトップクラス。
「三度の飯より◯◯好き」と言いますが、打ち手は本当に1日三食蕎麦を食べる方です。

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一番右側の男が、1日三食蕎麦を食べる吉澤さん

僕は、蕎麦だけでなく打ち手の人柄も知った上で、その蕎麦を提案しました。
そこまで拘るのは、僕がその蕎麦を大切なお客様に勧めたら、お客様は僕にこう訊くからです
「米ちゃん、どうしてその蕎麦を勧めたの?」と。
その時に、ちゃんとした理由が言えない商品は売りたくないのです。
なぜなら、大切なお客様ほど買ってくださるから。
「何となく売れそうだから」…そんな理由だったら信頼を失うよね。

人に何かを勧めるってこういうことだと思う。
関係性があるからこそいい加減なものは勧められないのです。

モノではなく人を観る。作り手を観て、お客様を観る。

さて、会議で僕は蕎麦の取り扱いに関して2つの提案をしました。
1、「必ず実際に食べてから販売して欲しい」
だって、食べたこともない商品をお客様に提案するなんてあり得ないからです。
2、「チラシの原案は僕が作るが、必ず、店主の写真を入れた上で“この蕎麦を勧める理由”を書き加えて欲しい。」

普段からお客様との関係性がつくっているお店なら、そちらの方が売れるし、それだけ自信のある蕎麦だから。
でも、「何でそんな事をしなきゃいけないの?」という声が上がり、僕はすごく悲しくなりました。
思わず「自分で食べもしないものをお客様に勧められるんですか?」って言っちゃったよ。

普段からお客様を大切にしている人の場合、その人が勧めればお客様は買ってくれます。
それが良い商品だったら感謝されます。
「儲かる」は、その字の通り、信じてくれる人がいて初めて起きる現象。

「どこかに売れるモノはないかな〜」なんて心構えでは商売はできないと思います。

モノではなく人を観る。
作り手を観て、お客様を観る。

とても大切なことですよね。

それでは今日も信頼される商売をしましょう!

また明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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