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社員が会社を好きになり自分事と捉えるための具体策

公開日: : 最終更新日:2016/12/15 指示ゼロ経営の実務, 自己決定理論(SDT)

社員からの提案は基本的に嬉しいですよね?
やらされではなく自分事になっている証拠だもん。
でも、その提案が「職場環境の改善」だったらどうでしょうか?

社長は業績が良くなる提案は好きだけど、職場環境の改善には今ひとつ興味がない。
それが本音だと思います。

でも、社員の自発性を育てるには、まずはそこから始めようという話です。
会社のことを好きになり、本当に自分事として捉えるようになるから。

職場環境の改善は社長だけの仕事じゃない

社員は、職場環境に少なからず不満を持っています。
僕が「社会人の三大疾病」と呼んでいるものに「ないない病」「くれない病」「おかしい病」があります。
「ウチの会社には◯◯がない」「会社は、上司は◯◯してくれない」「ウチは◯◯がおかしい」
僕もサラリーマン時代にそんな病気にかかりましたよ。
で、それを改善するのが上の仕事だとも思っていました。

「何様じゃ!」って感じですよね?

社長が環境改善に感心がないのは、実は、そんな事に手を付けたら際限なく要求されるという恐れがあるからだと思います。
恐れているってことは、それが自分の仕事だと思っているからです。

でもね、職場環境の改善を社長1人でやるのはどだい無理な話です。
だから、社員にやってもらえばいいのです。

でも「そんな事をさせたら収拾がつかなくなる」と思うかもしれませんが、やり方を間違えなければ大丈夫です。

社員が職場環境に不満を持っていたら自発性を伸ばすチャンス

収拾がつかなくなる原因は、好き勝手なことを言い出すからです。
例えばね、「休憩室をオシャレに改装したい」「休みを増やしたい」「有給を消化できるようにしたい」…そんな事をみんなが言い出したら、社長は心労で倒れてしまいますよ(笑)

IMG_9534

職場環境の改善に関する提案はたくさん出る

これは好き勝手なのです。
ただ、提案自体は悪くない。
足りないのは、それを実現するための具体策です。
ちゃんとプラス面とマイナス面の両方を勘案した具体策。

例えば、もし、社長が有給消化を検討するとなると、まず「コストが増える」とマイナス面を考えますよね?
ちゃんと業務がまわるのか?ってことも。
会社全体を見た広い視野で、プラス面とマイナス面を考えるはずです。

それと同じことを社員にもしてもらうのです。

例えば、弊社では出勤時間も退社時間も、僕は管理していません。
休みの日程も自分たちのプライベートの都合に合わせ決めています。
子どもの授業参観で早退するときも時も僕の許可は要りません。

こうしたことが可能なのは、プラス面が活きてマイナス面がない案を考えているからです。

相当にプライベートが充実すると思いますが、仕事に支障をきたすことは全くありません。
むしろ、仕事への集中力が増しています。

「自分で働きやすい環境をつくることができる」
そんな会社を社員が好きにならないはずがありませんよね。

社員が会社を自分事と捉えるには、自分で決め実行した事を増やすことです。
まずは社員にとっての自分事である職場環境の改善から始めるのがやりやすいと考えています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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