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失敗の悔しさを糧に成長できる人材を育てるには?

公開日: : 最終更新日:2016/12/15 人材育成, 指示ゼロ経営の実務, 自己決定理論(SDT)

「失敗は成功のもと」と言いますが、何かを成し遂げた人は失敗から学んでいます。
逆に言うと、どれだけ失敗ができるか?が成功の鍵を握ります。
真剣にやった上での失敗だけどね。

今日は、失敗から成長していける組織をどう創るか?について考えたいと思います。
部下の失敗を許容すること。
社員が失敗を糧にできるようになるには何が必要か?
そんな内容です。

自分で決断したという初期設定から始まる

誰もが常に失敗を糧にできるとは限りません。
そこには「悔しい」という感情が必要です。

例えば、先日、地元の中学校で元Jリーガーの片山真人さんの講演がありました。
片山さんはサッカー人生で2回、大きな挫折をしたそうです。
高校卒業時にプロになれなかった。
大学に進学したが卒業時にもプロになれなかったそうです。
その悔しさをバネに奮起しその後Jリーガーになった。

katayama

すごいメンタルの持ち主だと思いましたが、講演中の「ある一言」に全ての謎が隠されていると思いました。

「僕は、自分の道はすべて自分で決断してきた」

自分で決めたことには責任を持つし、真剣になります。
だから失敗を悔しがるし、だから糧にできる。
僕はそう解釈しました。

よく部下に対し「何かあると、すぐに他人のせいにする」と言う社長がいますが、それは自分で決断できていない事が原因だと思います。

社員の資質の問題よりも、初期設定が間違っているということです。

部下の決断には「出来映え」が必須

失敗の悔しさを糧にするためには「自分で決め」「その結果(成否)を自分で受け入れる」
この構図が必要です。
そのためには「出来映え」を自分で決めることが大切。
自分で決めるから自分事になるからね。

これは部下を評価するためではありません。
誰の評価も不要、部下が自己評価できるという構図です。
これがないと上司が評価しなければいけませんから、失敗の悔しさではなく、上司から評価されなかった悔しさになってしまう。

上司の評価が要らない状況をつくることです。

想像して欲しいのでが、部下が自分で決断し、仮に失敗したとします。
その時に、すごく悔しがっていたら、何て声をかけますか?
「すごくがんばったけど残念だった。でも、その悔しさがある以上、次は成功するぞ!」
そんな言葉…勇気づける言葉が自然と出るはずです。

これを聞いた部下は何を感じるでしょう?

これが悔しがらずにケロッとしている場合、説教の1つでもしてやりたくなるのが人情ってもんです(笑)

「悔しさがあるか無いか?」はこれほどまでの違いを生み出すのです。
それを実現するのが「自分で決め」「その結果(成否)を自分で確認できる」という構図なのです。

人が失敗から学び成長する生き物である以上、失敗を許容することが大切です。
逆に言うと、許容できる状況を創ることです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

また明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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