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社長の役割を「賢い集団を育てること」に変えていこう

「どこを切っても金太郎飴」という言葉があります。
これは良い意味でも悪い意味でも使われますよね。
良い意味では、統制が取れていることを、悪い意味では無個性を指します。

今の時代は「金太郎飴経営」では立ちゆかなくなると考えています。
お客様が当たり前じゃ満足しない時代、お客様をアッと言わせる価値を創り出すには多様性…色んな人が必要だからです。

魅力的な価値を作り続ける「スープ哲学」とは?

先日のセミナーの受講者のSさんに、指示ゼロ経営について「それを『スープ哲学』って言うんです」と教えてもらいました。
1種類の野菜だけじゃ美味しいスープは作れません。
色んな野菜が、それぞれの個性を引き立てながら全体が調和し抜群の味を出す。

なるほど〜
上手いこと言うよね!

その方は弊社の社員が立ち上げに関わった、地域の人が集い地域活性のアイデアを出し実行していく拠点「信州フューチャーセンター」の番頭さんです。

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僕の隣に座る渋い方がSさん

彼が考える地域づくりは「スープ哲学」…多様性で創られる地域なのです。

企業経営も同じで、多様な人が集いアイデアを出し合うと魅力的な価値が生まれます。

個人よりも集団の方が賢い

今の時代に多様性が求めれるのには2つの理由があります。
1、変化が激しいから
2、何が正解かリーダーが知っているとは限らないから
この2つが重なっているのです。

正解がハッキリしている場合、賢く強いリーダーが集団を支配し、指示命令で動かした方が成果が出ます。
例えば、コンビニが急成長した時代がそうだった。
「コンビニは生活者に歓迎される」という正解が分かった場合、それをいかに早く効率的に全国に普及されるか?が命題になりますので、トップの管理下で推し進めたほうが良い。

でも、ライバルが増えるにつれ各社の品質レベルが上がり、お客様の感性が肥えてきます。
当たり前じゃ満足しない。

その中でセブンイレブンって凄いと思います。
お客様に「こういうのが欲しかったんだよね」と言わせる商品を次々と開発してるもんね。
しかも一発屋じゃない。

調べたわけじゃないけど、おそらく色んな個性を持った社員がワイワイガヤガヤと「何がお客様に喜ばれるかな〜」と話し合っているのだと思います。
どんな天才リーダーでも、一発ホームランは打てても、継続してヒットを打つの至難の業です。
全てを知っている人なんていないからね。

だから確実な方法は集団の知恵を活かすこと。
集団の中には正解を知っている人がいる可能性が高いからです。
だから金太郎飴じゃなく、切る度に違う顔が出てくる多様性のある組織が良いわけです。

たった1人のアイデアを、みんなの力で実現していく…まさに「スープ哲学」だと思います。

あ、セブンイレブン、好きなんだけどウィルキンソン、置いてくれよー!(笑)

それでは今日も素敵な1日を!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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