*

社長の役割を「賢い集団を育てること」に変えていこう

「どこを切っても金太郎飴」という言葉があります。
これは良い意味でも悪い意味でも使われますよね。
良い意味では、統制が取れていることを、悪い意味では無個性を指します。

今の時代は「金太郎飴経営」では立ちゆかなくなると考えています。
お客様が当たり前じゃ満足しない時代、お客様をアッと言わせる価値を創り出すには多様性…色んな人が必要だからです。

魅力的な価値を作り続ける「スープ哲学」とは?

先日のセミナーの受講者のSさんに、指示ゼロ経営について「それを『スープ哲学』って言うんです」と教えてもらいました。
1種類の野菜だけじゃ美味しいスープは作れません。
色んな野菜が、それぞれの個性を引き立てながら全体が調和し抜群の味を出す。

なるほど〜
上手いこと言うよね!

その方は弊社の社員が立ち上げに関わった、地域の人が集い地域活性のアイデアを出し実行していく拠点「信州フューチャーセンター」の番頭さんです。

14273332_570256133181784_1683114877_o

僕の隣に座る渋い方がSさん

彼が考える地域づくりは「スープ哲学」…多様性で創られる地域なのです。

企業経営も同じで、多様な人が集いアイデアを出し合うと魅力的な価値が生まれます。

個人よりも集団の方が賢い

今の時代に多様性が求めれるのには2つの理由があります。
1、変化が激しいから
2、何が正解かリーダーが知っているとは限らないから
この2つが重なっているのです。

正解がハッキリしている場合、賢く強いリーダーが集団を支配し、指示命令で動かした方が成果が出ます。
例えば、コンビニが急成長した時代がそうだった。
「コンビニは生活者に歓迎される」という正解が分かった場合、それをいかに早く効率的に全国に普及されるか?が命題になりますので、トップの管理下で推し進めたほうが良い。

でも、ライバルが増えるにつれ各社の品質レベルが上がり、お客様の感性が肥えてきます。
当たり前じゃ満足しない。

その中でセブンイレブンって凄いと思います。
お客様に「こういうのが欲しかったんだよね」と言わせる商品を次々と開発してるもんね。
しかも一発屋じゃない。

調べたわけじゃないけど、おそらく色んな個性を持った社員がワイワイガヤガヤと「何がお客様に喜ばれるかな〜」と話し合っているのだと思います。
どんな天才リーダーでも、一発ホームランは打てても、継続してヒットを打つの至難の業です。
全てを知っている人なんていないからね。

だから確実な方法は集団の知恵を活かすこと。
集団の中には正解を知っている人がいる可能性が高いからです。
だから金太郎飴じゃなく、切る度に違う顔が出てくる多様性のある組織が良いわけです。

たった1人のアイデアを、みんなの力で実現していく…まさに「スープ哲学」だと思います。

あ、セブンイレブン、好きなんだけどウィルキンソン、置いてくれよー!(笑)

それでは今日も素敵な1日を!

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
これからはキッチリとしたカタチのない「フローな経営」が上手くいく

これからの時代の経営は「できるだけカタチをつくらない方が上手くいく」と

共に和を創る会社を目指そう

世の中には様々なノウハウがありますが、それを取り入れ成功する会社とそう

僕が高校生にアドバイスした、強烈な管理下で自由を手にする思考

僕のブログは経営者、経営幹部に向けた記事が中心ですが、結構、社員さんが

賃金に「◯◯手当」といった成果報酬をつけない方が良い理由

社員の賃金に「◯◯手当」といったインセンティブ(成果報酬)をつけている

組織の創造性を高める表彰制度 創造性を破壊する表彰制度

表彰制度を取り入れている会社は多いと思います。社員のモチベーション