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天才社員は感覚学習で育つ、感覚学習は学び合いで実現する

公開日: : 最終更新日:2016/12/15 人材育成, 学び合い, 組織育成

頭で学ぶのではなく感覚で学ぶ方が人は育ちます。
試験勉強は別ですが、プレーをする仕事の場合は感覚で学んだほ方が良い。

昔の徒弟制度では「先輩から盗む」という学習をしますが、これがそうです。
僕は一時期、科学的でない古臭いやり方だと思っていましたが、アクティブラーニング『学び合い』を研究する中で、そうじゃないことに気づきました。

なぜ私たちは日本語の天才なのか?

このことは、私たちが母語を習得したプロセスを見れば分かります。
日本人は日本語の天才ですよね?
デーブスペクターみたいな人もいますが、どの外国人よりも普通の日本人の方が日本語が上手いです。
僕たちはどのように母語を習得したのでしょうか?
家族が会話するのを見て、自分も輪に入りたいと思い(多分)感覚的に習得したはずです。
文法なんて学んでいないですよね?

このプロセスを応用すればどんなことでも天才になれると考えたのが、「スズキメソード」の創始者、故・鈴木慎一先生です。
スズキメソードはバイオリン教室のように見えますが、本質は才能教育なのです。
これまでに千住真理子、葉加瀬太郎をはじめ、世界的な演奏家を輩出しています。
suzukimethod2
カリキュラムは母語の習得と同じプロセスで作られています。
例えば、子どもにバイオリンを持たせる前に、お母さんが1曲弾けるようにします。
その間、子どもは挨拶の練習だけ。
お母さんが楽しそうに弾いているのを見て「私にもやらせて」と言った時に初めてバイオリンを持たせます。

楽譜は使わず「耳コピ」で習いますが、それは言語を文法から学習しなかったのと同じです。

よくできてるでしょ?

感覚的な学習が効果を上げる。

だから僕のセミナーでは理屈よりも体感を重視しています。
以前は、凄いノウハウっぽさを出したくて理論を並べてましたがね(笑)

これを社内の人材育成に応用したら、天才社員が育つと考えています。

社員教育は上司がやるのではなく仲間同士でやる

通常、社員教育は論理的で体系的なカリキュラムで教えます。
その方が「頭では」理解しやすいからね。
でも、理解する事とできるようになる事は違います。
よく知っている社員と、できる社員だったら、普通は後者を望みますよね?
できる社員を育てるには感覚的な学習が効果的で、それは徒弟制度のように実地を通じ吸収する方法が良いのです。

具体的には、社員同士が教え合い学び合うようにすること。

人は出来る様になると仕事が楽しくなります。
なので、その楽しさが分かっている社員の姿、が最も仲間にモチベーションを与えます。
お母さんが楽しそうに会話をしているのを見た赤ちゃんと同じね。
目の前でやっているのだから「自分にもできる」と思えるし。

なので、その場(実地)で学び合えるようにすることが大事。
教えた人は役に立ったという貢献感を得られるし、教えることで自分が一番学べます。

社員教育は上司がやるのではなく、仲間がやる。
そんな環境づくりがリーダーの重要な役割だと考えます。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

また明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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