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ブランドの定義が変わる。規模や知名度ではないブランドの資源

「ブランドって何?」と考えることが多くなりました。

知名度?歴史?規模の大きさ?高学歴の人が働く職場?(笑)
それも影響するけど、ちょっと違うと思う。

今日は僕の体験からブランドについて考えたいと思います。

大手のチラシより弊社のチラシの方が反応率が高かった理由

僕が初めてブランドについて疑問を持ったのは、今から10年ほど前です。
朝日新聞から子ども向けの科学雑誌が出て、それを販売した時のことです。

朝日新聞と言えば「天下の…」と称されるブランド中のブランドです。
まず、発売前の予約を獲れということで朝日新聞社からチラシが届きました。
ところがお申し込みは3件ほど。

発売され創刊号を読んだら、とても上質で我が家の子どもたちに読ませたら夢中で読みふけりました。

僕は「これは多くの人に読んで欲しい」そう思い、自作のチラシを作り配布しました。
そうしたら30件以上のお申し込みがありました。
10倍の差です。

新かか?くる(表面)

その要因は2つあると分析しました。
まずは、チラシの内容です。
新聞社から送られてきたチラシ(写真がないのです…)には雑誌のコンテンツしか書かれていませんでした。
でも、僕は「お子さんが夢中で読んで、その内容を親に自慢します!」と書きました。
実際に我が子がそうだったからです。
これ、商品のことではなく、それを使うと「あなたがどうなるか?」を伝えることはマーケティングの基本ですよね?

もう1つの要因があります。
それは僕が勧めたということ。

これが決定打だったと分析しました。

小さな会社のブランドは関係性で形成される

僕は当時、PTAの役員を何年間もやっていました。
別に教育熱心なわけではなく、推されたからやっただけです。
でも、そのお陰で多くの人と仲良くなりました。

これが反応率に影響したのだと確信を持っています。
「僕の事も子どもたちの事も知っている人がたくさんいる」
そんな僕が勧めたから「米ちゃんが言うなら試してみるか!」となったのだと。

知名度で言えば、朝日新聞と弊社は同じくらいです。(地元では)
歴史は朝日新聞の方があります。
規模の大きさも朝日新聞。

朝日新聞は間違いなくブランドですが、それよりも顔を知っている僕の方が影響力があった。
この事実がブランドを考えるキッカケになりました。

小さな会社にとってのブランドとは、自社の事、そこで働く人の事を知っている人がどれだけいるか?さらに、そこに好感と信頼、共感がどれだけあるか?で形成されるのです。

この一件から、僕は仕事が楽しくなりました。
だって、新聞社の知的な資源と、弊社のブランドが組み合わさったら最強だと思ったからです。
弊社では科学雑誌なんて逆立ちしても作れません。
その領域ではブランドにはなれないから、そこはプロに任せる。
自分たちがすべきことは地域の人たちから信頼を得ること。
これが自社のブランドです。

知名度も歴史も規模の大きさも関係ない。
あなただからなれるブランドがあるはずです!

それでは今日も愉しく仕事をしましょうね!

また明日。

 

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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