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後継社長が自分の組織を創るためには、先代に感謝するしかない

事業を引き継いだばかりの後継社長は、最初は未熟です。
でも、自分を大きく見せたくなります。
方法は様々ですが、絶対にやってはいけないのが先代を馬鹿にすることです。
先代を批判することで自分が優れていることをアピールするのですが、全く逆効果です。

感謝するしかない。
今日は後継社長が自分の組織を創るために必ずすべき事を書きますね。

先代を批判すると自分の格を下げてしまいます。
批判を聞いた人は、言っている内容ではなく「ああ、自分を大きく見せたいんだな〜」と感じます。
さらに、先代と一緒に仕事をしてきた古参社長は自分まで馬鹿にされたような気になります。だから、それをやってはいけない。

逆に、先代を感謝することです。

例えば、先日もブログで紹介した、キングラン東海株式会社の原田浩史社長がそれで自分の組織づくりに成功しました。
そのブログはこちら
「後継社長は、先代の社員を大切にしなければ自分の組織は創れない」

IMG_0317

彼は、事業の継承が決まった時に先代を批判していました。
ご多分に漏れず逆効果になり、ある方に内観を勧められました。
10日間、自分の内面とじっくり向き合うことをした。

自分が何を恐れているのか?
何に怒っているのか?

段々、その正体が分かってきたそうです。
そして冷静に父親がやってきたことが観れるようになった。

その時に、気付いたそうです。
「父がやったことは、すべて自分に事業を引き継ぎやすくするためにやっていたことだった」

内観が終わり、会社に戻ると泣きながら父親に謝ったそうです。

その1週間後に正式に社長に就任しました。
社員には父親がいかにすごい経営者だったかを語りました。

それを聞いた社員はどんな事を思うでしょうか?

普通、批判ばかりしている人を好きになりませんよね。
ついて行きたいと思えない。
「自分がいないところで批判しているかもしれない」…そんな事を感じると思います。

だから、後継社長は先代を尊敬しなければならないのです。
「どう考えても尊敬できる仕事ぶりじゃなかった」そう思ったら、それは自分が未熟だからかも知れません。

幾多の困難を乗り越えてきたから今日があるのだから、偉大な人に違いないのです。

何が偉大だったのかよく考えてみる。
後継社長の最初の仕事です。

きっと、すぐに賛同する社員が現れると思いますよ。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいね!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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