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目標の考え方を捨て「予測」にすると商売は上手くいく

最近、外国人の親を持つ日本人アスリートが活躍していますよね?
野球のオコエ瑠偉選手とか、陸上のケンブリッジ飛鳥選手とかね。

先日、テレビで彼らの強さの秘訣についての特集があり「なるほど〜」と思いました。
「成功の秘訣は過程を楽しむ」ってこと。

仕事にも当てはまる大事だと思います。
結果を意識し過ぎるとパフォーマンスが落ちるから、社長は、社員が過程づくりに集中できる環境を整えることが大切です。

勝利は追えば逃げる。ビジネスの成果も追えば逃げる。

特集では彼らの家族の接し方が紹介されていました。
コーチの話によると親から「とくにかく試合を楽しみなさい」と言われるそうなんです。
頑張りなさいではなく楽しみなさい。

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これを聞いて、以前に同じような事を言っていた人がいるな、と思い出してみたら親友の馬島誠だった。
バンクーバーパラリンピック銀メダリスト(アイススレッジ)です。
馬島の講演で必ず出る話がまさにこれ。

パラリンピック出場が決まってから、ずっと不調が続きました。彼もチームも。
勝つことに執念を燃やし頑張っているのに成果が出ず苦しんでいたそうです。
そんな時に、ある方から言われたひとことが…
「馬島さん、あなた全然楽しんでないね」

顔が晴れるで「顔晴る」という言葉を教えてもらったそうです。

そしてバンクーバーパラリンピックの準決勝、強豪カナダと対戦した時に「顔晴る」の状態になりました。
勝利への執念が消え「今、ここ」に夢中になったら気付いたら勝っていたそうです。

良いパフォーマンスをするから勝てる。
だから勝つことよりも「今、ここ」パフォーマンスに集中することが勝つために大切なのです。
勝利は追えば逃げる。
ビジネスの成果も追えば逃げる。

これ自然の理だと思います。

特に今は活動量を増やしても成果に結びつかず、より質が求められる時代なので過程に集中することが大切です

これからは目標ではなく予測の時代になる

そうなると目標の考え方も変わってきます。
活動量や頑張りに比例して成果が出た成長期は、目標設定はとても有効だったと思います。
結果を追えば手に入ったからね。

でも、今はどれだけ過程を「顔晴る」かが成果に影響するので、目標設定がマイナスに作用することが多い。
特にノルマなんて過程づくりを破壊する最たるものだよね。
結果にばかり意識が奪われ、今に集中できない。

僕が知るかぎり「目標必達!」なんて言っている業界・会社ほど業績が悪いです。

代わりに出てくる考え方が「予測」という考え方。

「この過程を整えたら、おそらくこんな数字になるだろう」という予測です。
予測値が不十分だったら過程を変えなきゃって発想になり、常に過程づくりに集中できます。
進捗状況が悪い場合も過程の変更に意識が向きやすい。

成功の秘訣は過程をどれだけ楽しめるかにかかっている。
その環境を創造するも壊すも社長次第ってわけ。

しかし、求めるものを直接追うと手に入らないなんて、とても面白い時代になったと思いませんか?

より知恵と人間的成熟が求められる時代なのだと思います。

それでは今日も仕事を愉しみましょうね。

また明日!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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