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お客様に強く必要とされる会社になるために一番大切な考え方

世の中にある会社は、お客様から強く必要とされる会社と、お客様から使われる会社に分かれます。
前者は価格競争に強く、後者は熾烈な価格競争に巻き込まれます。
どちらが正しいというわけじゃないけどね。

先日、その両方を体験し自分への戒めの意味を込めて記事を書きます。

僕が経営者として大切な事に気付いた出来事

僕の体験を簡単に書きますね。
出張先でランチにロイヤルホストでカレーを食べたんです。
お気に入りの白いジャケットを着て。
出張先で使う資料がまだ完成していなかったらカレーを食べながら作りました。

IMG_8794
これがお気に入りの白ジャケット

トイレに行って鏡を見ると…
白いジャケットが、黄金色に…
やっちまった〜
カレーをこぼしたんです。しかも豪快に…やっぱご飯を食べながら仕事をしちゃいけないよね。お行儀悪いし。

で、ジャケットを買った服屋さん「O’Jays Go Go」が近かったので直行。
http://www.ojaysgogo.com/company_information_15_1.html

しかし、クリーニング店じゃないとどうしようもないということで、近くの「シミ抜きが得意です」という看板を出している店に行きました。
自店で作業する店ではなく集配して本部で洗濯するタイプの店でした。
以前に、大手クリーニングチェーンで働いていた友人に、回転率を上げるために面倒なシミ抜きをせずに「落ちませんでした」というシールを簡単に貼る会社もあるという話を聞いていたのでちょっと心配になりました。

その店は僕の自宅からクルマで1時間もかかるので、O’Jays Go Goの若尾社長が取りに行ってくれました。
シミが抜けていないジャケットを見て、すぐに他の店を探してくれたんです。
何件も断られた。でも彼は僕がそのジャケットをすごく気に入っているのを知っていたので、一生懸命探してくれたのです。

すごく有り難かった。

そして、先日、見事に真っ白に綺麗になったジャケットが届きました。

強く必要とされる会社の持っている思想

まずは、O’Jays Go Goの若尾社長に本当に感謝です。
服を売っているのではなく、服のある生活をプロデュースしているという姿勢は本当でした。
社長本人もファッションが大好きで服を汚した悲しさをよく知っている。
本当は断ることもできたはずの事をやってくれた背景には、そんな思いがあるからだと思います。
僕は、そのお陰で大好きなジャケットをまた着ることができた。
それ以上に、そのジャケットは単なる服を超えた一生ものの宝物になった。

若尾社長の姿勢に見習いたいと思いました。

そしてシミを抜いてくれたクリーニング屋さんです。
松本市の「アルプスクリーニング」です。
http://nttbj.itp.ne.jp/0263258143/index.html
依頼してからすごく時間がかかったのは何度もチャレンジしてくれたのかもしれません。
多分ですが、若尾社長と同じような思いを持って仕事をしているのだと思います。

僕は思いました。
よく、お客様はモノが欲しいのではなく、モノを通じて得られる「コト」が欲しいといいます。それは売る技術のように思えるのですが、そうじゃない。
売ったら終わりと考えたら、今回のような対応はあり得ないじゃないですか。
それを徹底している会社は「強く必要とされる会社」になり、永く繁栄する基盤を持てるのだと思いました。

僕もそういう存在になりたい。

白いジャケットを着ながら、そんな事を決意しました。

本当に心が温まるし、商売人として大切な事に気付かせてくれた出来事でした。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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