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「人間関係のギクシャク」を改善すると組織の問題のほとんどが解決する

チームワークは社員間の人間関係が良くなるだけで相当に改善されます。
チーム内で起きている問題のほとんどが関係性にあるからです。

昨日、行った諏訪商工会議所の中堅社員研修でもそれを感じましたし、受講者の方もすごく納得していました。
昨日の気付きから、社員間の人間関係を良くするために必要なことを書きますね。

チームワークに関する問題のほとんどは、社員間の人間関係から派生している

チームには様々な問題があります。
昨日の受講者も色んな悩みを抱えていました。

例えば、ミスが多い、納期に間に合わない、報告書がいい加減、協力体制ができていない、報連相ができていない、ミーティングで発言しない、残業が多い、自分の事しか考えていない、飲み会に来ない(笑)…
聞いていて目眩がしそうになりました(笑)

さて、チームにはこうした問題が常にありますが、起きている原因のほとんどが、実はある1つの問題から派生していると言われています。
僕がそのことを知ったのは、以前に本で読んだ「パレートの法則」でした。
原因の2割が結果の8割を生み出しているという考え方です。
先日、受講した森本繁生さんの「TOCセミナー」でもこれを詳しくやりました。
すごく納得しましたよ。

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例えばね…
「故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。」
「商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している。」

チームワークに関する悩みにも言えます。

中堅社員研修で出た悩みの多くも因果関係をたどるとこうなります。
「人間関係が悪い」→「協力体制ができていない」→「残業が」
「人間関係が悪い」→「報連相がいい加減」→「ミスが多い」

チームワークに関する問題のほとんどは、社員間の人間関係を良くするだけで相当に改善されます。

相手の価値観を知ることで社員同士の共感が高まる/h3>

じゃあ、どうすれば人間関係が良くなるか?という話です。
別に、大親友や恋人のような絆をつくる必要はありませんよね?
「そこそこ」の人間関係でいいのです。

で、人間関係ができるのには一定の法則があります。
まずは「相手のことを知る」です。

例えば、初対面の人といきなり親しくなる事は珍しいですよね?
まずは自己紹介して、心の中で「怪しいやつだな」とか「取っ付きづらいな」とか「チャラいヤツ」とか感じるわけです(笑)

しかし、相手のプライベートな部分…例えば、家族のことだったり、過去の挫折経験や価値観を知ると共感が生まれます。
そうなったら、相手が困っていたら普通、助けますよね。
相手のためになることだったら教えてあげますよね。

コミュニケーション不足は、相手を知らないことから生まれる事が多いのです。

そして、職場の仲間を知るためには、仕事に関する価値観を知ることが有効です。

人間関係が改善されるだけで相当な問題が解決する

社員は1人1人、色んな思いを持って仕事をしています。
「何のために働いているか?」という問いに対し、自分なりの答えを持っています。
実際に社員に聞くと、多くの人が「お金のため」と答えます。
でも、カネゴンじゃあるまいし、お金を食べるわけじゃありませんよね(笑)
使って初めて価値になるのがお金だから「何に使うと一番嬉しいか?」と聞いていくと、その人の価値観が見えてきます。

「趣味に使う」
「家族のため」
「親孝行をしたい」

例えば、以前、弊社のスタッフで、お子さんが部活で全国大会を目指しているという母親がいました。
「そのために母ちゃん、がんばるよ」…その思いを聞いた瞬間に、僕も周りの社員も彼女を応援したくなりました。

こういうことね。

お金の、その先にあるものが「本当の目的」なのです。
そして、そうした価値観が形成されたのには理由があるはずで、幼少期からの体験にヒントがあります。
それを自分なりに推測してもらいます。

全く業務とは関係がないように思えますが、仕事に関する価値観を共有することで、社員間に共感が生まれます。

それがチームワークの礎になる。

プライベートな事には触れないという会社もありますが、最低限、こうした事はみんなで共有した方が良いと考えています。

相手に共感したら、その人が困っていたら助けます。
迷惑をかけるような事は控えるようになります。
相手を思うから報連相だってするようになる。

チームワークで起きている様々な問題は、いったいどこを起点に派生してるのか?
まずは関係性に目を向けてみましょう。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいね!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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