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カリスマにならずとも組織運営は誰でも上手にできる

domino
カリスマ性の高いリーダーがいます。
僕の友人にもいますが、本当に素晴らしい人間力で社員を惹きつけ、要るだけで場が活性化します。
一方で、その方は「自分がいなくなったらどうしよう」という悩みを抱えています。
「指示ゼロ経営セミナーに来たら?」と言いましたが、「そんなものはオレには耐えられない」とのこと(笑)
そこが魅力的なんだよね。

さて、リーダーの中には自分にカリスマ性がないと悩む人がいて、その手のセミナーに染まっている人がいますが、僕はカリスマにならなくても組織運営は十分上手になれると確信しています。
集団のメカニズムを知れば出来る。
僕もカリスマではないけどコツを掴んだから出来るようになりましたから。

集団が動く時には特有の法則がある

集団を動かしているのは、実はリーダーではありません。
No.2が動かしています。
役職、階層的なNo.2のことではなく、他の社員に影響力を持っている存在です。
その人の姿を見て、他の社員がマネをするというメカニズムで集団は動きます。

例えば、悪い例ですが学級崩壊がそうです。
教師が一斉に全員に見限られるのではなく、影響力のある「いい子」が教師を見限るとそれに続く子が2割ほど出ます。
集団には常に流される人が約6割ほどいて、彼らに伝播してしまうと全体の8割が見限ります。
このメカニズムが分からないと、もうどうしていいか分からなくなりますよね?

怖い話だと思います。

でも、逆にNo.2を味方につけると、同じように8割が味方になる。

このメカニズムを知れば、よほど人格的に問題がなければ、組織運営は誰にでもできると考えています。

チームで成功するという文化が必須になる

ただし、このメカニズムを機能させるためには、もう1つ集団の法則を知る必要があります。
それはリーダーだけではなく全員が。

それは集団の成功法則です。
社員は1人1人、みんな成功したいと思っています。
当たり前の話ですが、「自分だけが成功すればいい」と考える人がいると、それも伝播してしまいます。
組織で活動するメリットは、互いが弱点を補い合い、短所が事実上なくなることにあります。
それができないと組織は成功せず、結局「自分だけは」と思っている人も恩恵を受けることができなくなります。

みんなが負ける集団なんて嫌ですよね?

これは道徳的な話ではなく、現実的な損得の話ですから、この当たり前の法則を全員が理解することが大切だと考えます。

「オールフォーワン、ワンフォーオール」という真理を。

こうした行動も、まずは1人から始まり伝播していきます。
リーダーは、こうした行動をみんなが知れるように共有の仕組みをつくることです。
FBのグループページでもいい。

できるだけ早く、その場で共有することが大切。

慣れないとイメージがしづらいと思いますが、メカニズムが分かると、集団の状態が手に取るように見えますので冷静な対応ができるようになります。

カリスマでなくても組織運営は上手にできる、そう確信しています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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