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欠点は本当に欠点か? 無いものを有るものに変える視点転換

都会人が言う『何もない』と田舎人の『何もない』は大きく違います。
西東京市在住の友人も「何もない」と言いますが、遊びに行ったら僕の街にはない大きな建物がたくさんありました。

都会人が言う「何もない」

逆に、彼が僕の地元に遊びに来た時に「何もないよ」と言ったら、こんなに素敵な自然があるじゃん!と感動していました。
あと、星がキレイだと。

田舎人が言う「何もない」

よく、無いものに目を向けるのではなく有るものを見る、と言いますが、本当にその通りだと思いました。

「あるものを活用する」…それは商売にも人材育成にも人生にも言える真理だと思います。

例えば、昨年妻と泊まったホテルがそう。

「『ただ何もしない』という贅沢…」というキャッチコピーのホテルでしたが、何もしないというよりは「何もできない」(笑)
だって、まわりに何もないから部屋でゆっくりするしかないんだもん。
でも、そういう環境に身を置くから気付く豊かさがあるのだと知りました。
窓からの景色を眺め、ただ、ぼーっとしている。

「無いという有る」
とてもハイレベルな豊かさだと思いました。

よく、地域活性化には「よそ者」が必要だと言います。
これも同じで、よそ者から見ると「有るもの」…魅力が分かるということです。

先日、東京から大学生のご一行が来て地域活性会議を行いましたが、僕らが「山しかない」と言ったら「こんなに近くで山を見れるなんて羨ましい」と言いました。
それを言った女子大生は六本木の高層マンションに住んでいるそうです。

羨ましい。

僕に言わせれば「全てがある」…なくなるのは金だけ(笑)って感じですが、田舎が羨ましいそうです。

ご一行は、ホテルではなく地元参加者の家に泊まったそうですが、田舎って「回覧板」を近所で回し読みしますよね?
それが新鮮らしい。
田舎人から言わせればご近所の付き合いも面倒なところがあるけどね。

僕の親友で夢新聞講師の山本和弘さんは人前で話すのが苦手です。
講師にとって大切な資質がないと思っていたそうですが、彼はそれを「有るもの」に変えることを企んでいます。

全て紙芝居で伝えようと考えています。
すごい発想の転換ですよね?

子ども達のものを伝えるのは大変で、慣れた講師でも話術の研究を欠かしませんが、この方法だと間違いなく上手くいくと思います。

別の誰かになろうとしない。
無理して自分を変えない。

自分も社員も会社にも言えると考えます。

今あるものに目を向け、それを輝かせることは、もしかしたら全ての人に課せられた義務なのかもしれません。
そして、それは「無いもの」から発見されるものだと。

あなたには何が無くて、何が有りますか?
会社には何が無くて、何が有りますか?

それでは今日も素敵な1日を!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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