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社長1人だけが頑張っているという構図から抜け出すには?

heart
社長1人が頑張っていて、社員が仕事を「自分事」にしていない原因は、仕事と人生を分けて考えているからだと考えています。
何のために仕事をしているかって、幸せになるためですよね?
仕事が自分の幸せと合致していない、実現させたい思いや夢につながらなければ、そりゃ自分事にはなるはずがない、そう考えています。

当たり前すぎて考える由もなかった「何のために仕事をしているのか?」…それを明らかにすることが社員の自発性にとって大切、今日はそんな話です。

仕事と人生を合致させると自分事になる

社長は仕事と人生が合致しています。
例えば、仕事をする目的が「金持ちになりたい」だったとしますよね?
会社が儲かれば自分で給与を上げられるわけだから自分事になりヤル気になる。
これが社員の場合で、業績と賃金が連動していなかったら自分事になるはずがありません。

家族を大切にして豊かな人生を送りたいと考える社長もいます。
僕の友人に小さいけど業績の良い会社を経営する社長がいますが、彼がそんな感じです。
彼がお金を稼ぐ目的は「家族のため」「家族と色んなところに行って、美味しいものを食べたり体験するため」と明確です。
でも、稼いでも一緒に過ごす時間がなければダメ、というわけで自分が休める体制づくりをしています。

で、重要なのはここから。
彼は、自分が休むわけだから社員にも家族旅行ができるくらいの休みを与えています。
そうすると、彼と同じような働く目的を持った社員は喜びますよね。

仕事が、自分の思いや夢を実現する有効な手段になると自分事になりますし、会社を大切に思います。
そして、休みは取れるけど金がないでは、その社員の思いは実現しませんから稼ぐ意欲も高まります。

仕事と人生が合致するってこういうことね。

みんなの思いが推進力になる効率の良い経営

「色んな思いや夢を持った個人が集まったのが会社」
そんな人たちが共通の目的・目標(会社の目的・目標)を持ち、それを達成することを通じて自分の幸せを実現できるという構図が必要だと考えています。

会社のために社員がいるという構図が、社員の「他人事」の原因です。

思いを実現するためには、まずは思いを確認することが大切です。
社員は各々、色んな思いを持っていますが、そのほとんどは仕事の成功、改善で実現します。

こう言うと「社員の個人的な都合のために、何で会社がお膳立てしなきゃいかんのじゃ?」と思うかもしれません。「社員の個人的な都合にコストはかけられない」とも。

でも、そんな事はありません。
コストをかけずに自分たちで都合してもらえばいい。

例えば、「家族旅行でもう1日多く休みたい」とか「子どもが参観日の時や、病気の時は休みたい」といった場合だって、別に社長が叶える必要はなく、それを望む社員たちが、業務にマイナスをきたさないように、コストがかからない範囲で協力し合い実現してもらえばいいのです。

自分の事だから工夫するし、互いに協力し合うから想像以上に簡単に解決します。

みんなが望む「金持ちになりたい」という思いは、業績と賃金を連動させる仕組みが必要で、そればかりは社長の仕事になりますがね。

でも実際は、ほとんどが社員が自分たちの工夫で実現できる思いばかりです。

「共通の目的達成を通じ、1人1人の思いを実現する」
その共通認識を明確にすると、会社の繁栄=個人の幸せという構図になります。
社員の「自分の思いを実現したい」という強い欲求が、そのまま会社の繁栄に繋がるのだからこんなにも効率のいい話はないと考えます。

社長1人が頑張るのではなく、みんなの思いが推進力になる、自然のエネルギーを活用した経営です。

大切なのでもう一度!
「人は幸せになるために仕事をしているのです。」

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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