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業績の良い会社は社員がヤル気ではなく「その気」になっている

necro201

最近、「ヤル気より、その気」という言葉を聞きました。
なるほど〜!と思いましたよ。

「その気になっている」という言葉がありますが、何かいつもの自分とは違う、現状を超えた状態になっているというニュアンスがありますよね?

「社員がヤル気になっている」
「社員がその気になっている」

ニュアンスが違うでしょ?
良い意味での勘違い(笑)ってこと。

社員がその気になっている状態は強い、そう思います。

「その気」をつくり出すには脳を知ること

僕が解釈する「その気」とは、もうすでに「できちゃった」「やれちゃう」気持ちになっていることです。
イメージトレーニングの効果は、未来の成功イメージをリアルに描くことで、脳に良い意味での勘違いを起こすことです。

脳は現実とイメージの区別がつかないと言われています。
理性では区別が付くのですが感情・感覚レベルでは区別がつかない。
だから起きてもいない良い未来をイメージするだけでワクワクしてしまうんですね。

で、それを記憶のデータベースにしまいます。

そうすると未来の出来事を「完了した」と勘違いする。
人は未知の挑戦には不安を感じ「できないかも」が先行しますが、完了形の記憶をつくることで「できるかも」に変わります。

この件に関しては、僕の師匠である西田文郎先生の専門分野ですので著書を参考にしてください。
「錯覚の法則~成功者は脳をあっさりその気にさせる」

さて、ということは企業で未来を完了形にする習慣が必要ということが「その気」をつくり出す秘訣だと考えます。

物語を紡ぐ力が経営者には求められる

「その気」を作り社員と共有するためには、ビジョンが必要だと考えます。
ビジョンとは字のごとく「目を閉じれば億千の星」…じゃなく(笑)「目を閉じれば、その未来が鮮明にイメージでき、思わずワクワクしちゃう状態」です。

それは乾いた数値目標では起こらい。
「目を閉じれば億千の札」ではピンと来ない(笑)

イキイキとした状態の描写が必要です。

そこには人がいるはずです。
誰かが笑顔になっているし、その理由もちゃんとある。
登場人物が誰で、どんな言葉を口にしているか?
具体性があるはずですよね?
「地域を元気にする」なんて漠然としたものではイメージになりません。

しかし、ビジョンや理念が漠然としたスローガンでただ額に飾ってあるだけのものになっていることが多いと思います。

「聞いただけで未来がありありと浮かんできて思わずワクワクしちゃう」
そんなビジョンづくりは経営の勉強だけで出来るようにはならない。
映画や小説、舞台などの芸術に触れることだと思う。

「物語を紡ぐ力」

それが社員の「その気」が発現し、自発性を高める要諦だと考えます。

時代はますます感性の領域に入ってきている、面白い時代ですよね!

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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