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「ウチの会社は、社長は、社員は◯◯がおかしい」と考えている方へ

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昨日は、僕の友人、中塚緑さんの講演会に行ってきました。
僕の会社からクルマで1時間くらいの場所にある「原鉄」という会社の社員さんです。
ダンプカーとかの土木建築機械のレンタルを主にしている会社ね。

男だらけの会社に入り、彼女はいちスタッフの立場でありながら会社を新しいステージに乗せてしまったのです。

今日は、ウチの会社は、社長は、部下は「◯◯がおかしい」「◯◯してくれない」「◯◯がない」
そんなことを思っている方に読んで欲しいと思います。

会社に新しい風を起こした女性

社会人が罹る三大疾病があります。

「くれない病」…会社は、上司は、部下は○○してくれない…
「ナイナイ病」…時間がない、金がない…
「おかしい病」…会社は、上司は、部下は○○がおかしい…

東大病院に行っても治らない難病と言われています(笑)
これに罹ると、自発性、創造性が低下するという大変な自体に陥ります。
しかも、罹った本人はその原因を外部に求めるため、自己治癒力が働きません。

特効薬は開発されていないのですが「徐々に」効くクスリがあります。

それが中塚さんの講演です。

彼女の実践を紹介しますね。
彼女はいち従業員として原鉄さんに入社しました。
元々、B to Bの会社だったのですが、個人向け(B to C)事業に乗り出すことにしました。

その実践を着実に始めました。
例えば、家族で体験できる工作イベントを行ったり、ニューズレターで自社を知っていただく工夫をした。
最初は中塚さんが作っていたが、徐々に他のスタッフも書いてくれるようになりました。

その結果、会社に一般のお客様が来るようになった。
普通、なかなかありませんよね?
建築機械レンタル会社ですからね。

今日の記事だけでは書ききれない程の成果を創ったのですが、例えば、ショベルカーを個人客にレンタルして欲しと考えました。
そのキッカケの1つは、地元で災害があった時に、重機はあるのに運転ができずにもどかしい思いをした人がいたからです。

でも、重機なんて扱えないですよね?
そこで講習会を開催することにしました。

地道に関係性をつくり、価値を伝え、これまでに800名以上の方が受講してレンタルが増えたそうです。

すごいことですよね?

どんな立場でもムーブメントを起こすことができる

さて、そんな実践ですが、彼女1人でやったわけではありません。
彼女に任せたトップと、それに応えた中塚さんがいた。
また、新しい取り組みに賛同してくれた仲間がいた。

チームみんなでつくり出した成果ですが、その起爆剤となったのは中塚さんです。
一生懸命に実践する姿がまわりに伝染したのだと、僕は思っています。

たった1人の社員が新しいムーブメントを起こすことができる。

僕は、会社はトップが変わらなければ何も始まらないと考えています。
しかし、トップの意識も社員の行動で変わっていくのが現実です。
僕も、社員の影響でずいぶん考え方が変わったもん。

だから、「ウチの会社は上が変わらないとダメだ」と言っているのは、ちょっと違うと思っています。
まして、社長が「ウチは社員の意識が変わらなければダメだ」と言っているのは論外だと思います。

文句を言わずに辞めるか、やるか、どちらかだと思います。
相手が変わってくれないと幸せになれないというのは犠牲者です。
そこから脱却することだと思います。

中塚さんの話を聞いて「生まれつき社会人の三大疾病に強い体質なのか?」と思ってしまいましたが、彼女にも悩んだ時期があったそうです。

先日、僕の師匠、小阪裕司先生が主宰する会の表彰式がブルーノート東京でありました。
彼女は受賞されステージで涙を流していました。

「こんな私に『思いっきりやれ』と任せてくれた社長に感謝します。一緒に行動してくれた仲間に感謝します!本当にありがとうございます。」

その涙は、これまでの努力の証であり、信頼関係の証であり、そして、未来を創る燃料になると思いました。

僕は、最近、社員さん向けの研修を依頼されることが増えたので、登壇して喋ってもらいたい〜
そう思いました。

それでは素敵な週末をお過ごしください。

また明日!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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