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指示命令なしに自分達で課題解決をするチームの創り方

公開日: : 人材育成, 学び合い, 実践知の共有

人はデキる人から学ぶだけでなく、デキない人からも多くを学びます。
「反面教師」ってやつね。

よく、上司の姿を見て「自分が上司になったらああはなるもんか」と思うことって多いですよね?
人の姿はよく見えるのだと思います。

それは仲間同士の方が効果があると考えています。
社員同士が刺激し合い、互いに成長できる組織が理想ですよね。

今日は互いに学び合う組織づくりについて考えたいと思います。

社員は仲間の姿を見て育つ

反面教師からの学びを上手に活用している例としてコンビニがあります。
本のコーナーに「立ち読みはご遠慮ください」という札がありますよね?
まったく効力のない札なのですが、実はアレ、店外からも見えるように設置してあるんです。
こう見える(笑)

52-5

笑えますよね?
札の背後で熱心に立ち読みする人…(笑)

やっぱり感じ方が違います。
自分がしていることを客観的に観れるからね。
コンビニがそれを狙って配置しているのかは分かりませんが、反面教師効果はあると思います。

社員同士の学び合いも同じ効果があります。
同じ立場の仲間から学ぶことは非常に効くのです。

チームへの関わりを自分で考察することで課題解決力が上がる

仲間で学び合うためには社長の独断的なジャッジをやめる必要があります。
いちいち社長が良い悪いを指摘していると自分で考えなくなり、自ら考えなくなるからです。それでは気付きが得られないですよね?

ミーティングなどの「場の運営」を社員に委ねることです。
社長が仕切らない。
そうすると、依存する相手がいなくなりますので自然と誰かが口火を切り場が立ち上がります。
リーダーが指揮を取らない集団でも自然発生的に役割ができます。
観察すると分かるのですが「リーダー」「フォロワー」「傍観者」3つの役割が自然発生します。
不思議なんですが、ほぼ間違いなくそうなります。

立場は固定的なものではなく課題によって変わりますし、時間の経過で移り変わります。

リーダーにも「民主的」「支配的」とタイプがあります。
フォロワーにも積極的フォロワーと「参画しているフリ」のフォロワーがいます。
傍観者にも「無関心型」と「監察型」がいる。

積極的に参画する社員は、無関心型の傍観者にイラ立ちを覚えます。
これは普段、リーダーが感じていることですよね。
この時点で反面教師から学びます。

残念ながら無関心型傍観者は何も感じません(笑)

しかし、会議の最後に社長がこんな問いかけをします。

「今日の会議の、あなたの立場は次の3つのどれでしたか?

どれが良くて悪いというジャッジをせず伝え、自分で考えてもらいます。
1、「リーダー的」…「民主的」だったか「支配的」だったか?
2、「フォロワー的」…「積極的フォロワー」だったか「参画しているフリのフォロワー」だったか?
3、「傍観者的」…「観察型」だったか「無関心型」だったか?

無関心型の傍観者が出るのは、100%その本人のせいだとは言い切れませんよね?
本人の課題もありますが、まわりの人にも原因があるはずです。
例えば、傍観してしまうのは、リーダーが熱く語り過ぎたことが原因かもしれません。

社長はそういう情報を伝えるだけで一切ジャッジせずに、自分で考えてもらうのです。
そして、どういう行動をすればカッコ良かったか?(←ココ重要ね)それぞれに考えてもらいます。

特に発表をしてもらう必要はありません。

ミーティングで出た結論よりも、それに至るプロセス(関わり方)を考えてもらうことで、課題解決力の高いチームに育ちます。

一番難しいのは社長がジャッジしないということですがね。
僕の経験では、結構辛抱が要りますよ〜(笑)

社長がどんな言葉でどう振る舞うかが成否を分けると思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大丈夫です!

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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