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人は、他人と比較されると潰れる。過去の自分と比較した時に成長する。

人と比較されて嫌な思いをした経験は誰にでもあると思います。

よくあるのが、親が兄弟を比較することです。
僕は夢新聞で数多くの親子に会ってきましたが、兄弟の目の前で「兄ちゃんはこんなに優秀なのに…」とぬけぬけと言う親も見てきました。

その時、弟は拳を握りしめて怒りに堪えています。
でも、その悔しさは未来をつくるエネルギーにはなりません。
自己肯定感が破壊され前向きな気持ちにはなれませんよね?

これと同じことが企業でも起きています。
社員を比較する。
今日の記事は、僕の経験からそれを防ぐには?という内容です。

1+1が2以上になるために必要な視点とは?

人はどうしても比較による相対評価をしてしまうものです。
「良い」を確認するためには「悪い」が必要。
社長は誰だって優秀な社員が好きですが、その人を優秀と思うためには、デキない人の存在が必要になる。

そう考えると有り難い存在なのかもしれませんね(笑)

でも、それをしていると組織の総力は落ちてしまいます。
組織はチームのワークで力を発揮するもので、チーム内に勝ち負けができてしまいと力を合わせることができないからです。

プロスポーツの世界でも、スター選手を集めれば強いチームができるわけじゃないですよね?

今いるメンバー1人1人の力の合計を超える総力を発揮するのがチームのダイナミズムです。

souryoku

チームはメンバーの総和を超えた力を発揮する

と、理屈で分かっていても、やはり比較をしてしまうのが人間の性です。

僕は、その性質を有効に活用するためには視点を変えることだと考えています。
比較の対象を変えることです。

組織の過去と今を比較する視点を持つ

比較の対象を、社員同士ではなく、1人1人の「過去と現在」にすることだと考えます。

「以前はできなかったけど、出来るようになった」
そんな感じね。

成長の度合いは社員によって違います。
早く成長する人とそうでない人がいる。

それを比較しちゃダメですよ(笑)

あくまでも1人の社員の成長を見ること。
多分、ほぼ100%が何らかの成長を遂げているはずです。

どんなに小さな事でも「出来ないことが、出来るようになった」
その積み重ねが大切です。

さらに社長の視点としては、1人1人ではなく「組織の過去と現在を観る」視点が大切です。
全体視点です。
社長がその視点で比較をすると、社員もそれが標準になります。
全員が、組織全体の力に意識を向けると、みんながそのために活動するようになります。

具体的には「学び合い」が起こります。

ある分野が得意な社員が不得意な社員に教えるようになる。
そうすると、教える側も教えられる側も成長します。

そうなると、デキない社員に苛立たなくなるというのが僕の経験から気付いたことです。

組織を1つの生命体と観る。

自律型組織を目指す社長の視点だと考えます。

さて、今日は全国津々浦々から指示ゼロ経営の勉強に、僕の地元に来てくれます。
そんな話もできたら嬉しい、そんな事を思っています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

keep it real!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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