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モノではなく人の物語を紡ぐ事業には、支援者が勝手に集まる

魅力的な事業には物語があります。
物語には必ず主人公などの登場人物がいますが、魅力的な事業にはその人達が幸せになる物語があると考えます。
それに共感した人がお客様になり、時に社員になりたいと志願してくる。
引き寄せる重力を持った事業です。

今日は、モノを作って売る、仕入れて売るという視点から脱却して、人を中心とした惹きつける事業にしようという話です。

メディアが注目する事業には社会性がある

モノの豊かさから心の豊かさに完全に移行しました。
内閣府の調査(平成26年度)では63%の人が「心の豊かさ」と答えています。
ちなみに、30年前は48%でした。

モノを買ったら満足で幸せってことにはならない時代だということ。

だからモノを作って売る、仕入れて売るでは立ち行かないわけです。

自社の事業に人を惹きつける物語性があるかどうかのリトマス紙は、メディアが取材に来るかどうか?だと考えています。

メディアはみんなが知りたがる事を取り上げます。
真新しい物、話題性のあること、それはテッパンですが、それ以外に「社会性」に関して非常に高い関心を持っています。

話題になっていなくても、メディアが「これは多くの人に伝えたい」と思うことです。

中小企業には、世間があっと驚くような話題性のある活動はなかなかできません。
でも、社会性に関しては土俵があると考えます。

幸せを創造する事業には、多くの支援者、サポーターが集まる

度々僕のブログで紹介していますが、僕の親友に、「pono-pono」というパン屋さんを経営する女性社長がいます。
名前を大澤理恵さんといいます。
ブログ記事はコチラ。
「僕が気まぐれで書いたブログで、クリスマスにたくさんの子どもたちの笑顔が生まれる」

先日、地元メディアから取材の依頼を受けて紙面に掲載されました。

IMG_8531

取材のキッカケが面白い。
弊社と取引のある新聞社の記者が僕のところに来たんです。
時々フラっと寄るんですよ。

で、「この地域にも意外と素敵な人がいるんですよね〜」なんて話題で盛り上がった。
その日、たまたま僕が大澤さんの事をブログで書いたこともあり「こういう人もいるんですよ」と記事を読んでもらったら、何やらメモをとっていたんです。

で、取材に入った。

大澤さんは、アレルギーで苦しむ自分の息子さんのためにパンを焼いていたのが、それがいつしか職業になったのです。
「パンを作って売る」ではなく「幸せな人を増やしたい、パンという手段で」と考えている。

メディアはそれに社会性を感じ、取材依頼を出した。

今日の記事は、マスコミで紹介してもらおうという類のものではありません。
物語がある事業にしようという話です。

幸せを創造する事業には、多くの支援者、サポーターが集まります。
お客様として、スタッフとして、その他、色んな立場の人たちが応援してくれる。

モノではなく人の物語を紡ぐ。

自然と成長する、素敵な事業だと思います。
それでは今日も素敵な1日を!

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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