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人には生来的に成長意欲が備わっている事を信頼する

人は生来的に積極的で自律的だと信頼している人とそうでない人とでは社員教育のやり方が変わります。

成長意欲が備わっていると信頼している人は、社員のその力が発揮されるように支援するし、人は放っておくと怠けると思っている人は管理を強化します。

僕は、人間には両面の性質があると考えています。
そのどちらが発揮されているかの問題だということ。
そして、それはリーダーの考えに影響されるのだと。

以前にフリースクールの経営者と話をして、その事に確信を持ちました。
そのフリースクールでは生徒は何をやってもいいそうです。
勉強でもゲームでもスポーツでも、本人がやりたいことをさせている。

そこに通わせる親は、当然最初は心配しますよね?

「そんな事をさせたら、ウチの子は毎日を無駄にする」
ここで人間観が出ますよね?
管理をしないと怠けるという人間観が露呈します。

でも、先生の考えは違います。
人には生来的に成長意欲が備わっていると信頼しているので、そのまま見守るのです。

そうすると、数日もするとゲームを手放し、本人がより意義があると思うことを始めるそうです。そりゃそうですよね?
ゲームが好きな子だって、ずっとやっていたら飽きるもん。
別にゲームが悪いことではありませんが、より充実したこと…例えば、ゲームを作ることに興味を示し、そのためには数学を学ばなければいけないことを知るのです。

教師の役割はゲームを作るには数学の知識が必要だという提言をすることです。

それに気付いた子の学習意欲はものすごく高いそうです。

人は生来的に積極的で自律的である事を信頼している。
そして、自分で決めたことには真剣になるということです。
今、信州の紅葉はピークを過ぎて、もう冬の気配を感じます。
厳しい冬が始まりますが、荒廃とした景色の裏で、木々は春に花咲くエネルギーを蓄えています。
生命ってすごいと思います。

「ちゃんと花咲く」
真冬の景色を見ると、本当に春になると花が咲くのか?と心配になりますが、そんな心配をよそにちゃんと咲く。

生命にはそんな力があるのです。

人材育成の基本思想も同じだと考えています。

人によって気付きの早さは違いますが、成長意欲を備えているのです。
それに立脚して人材育成を行うことが大切だと考えます。

それでは今日も引き続き素敵な休日をお過ごしください!

また明日!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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