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仕事を真剣に遊ぶ会社は社員の自発性が自然と育つ

物事を突き詰めると一度は複雑になり、それが咀嚼されるとすごくシンプルになるものです。
僕は、指示ゼロ経営を研究、実践して、人が自発的になるには仕事自体が面白いってことが重要だというシンプルな結論に到達しました。

当たり前の話ですが、人は楽しいことなら言われなくてもやるでしょ?
だから、社員を教なんとかヤル気にする、社員を変えるのではなく、環境を変えてしまう方が効果的だと考えています。
とてもシンプルです。

ヤル気にするのではなく、ヤル気になる環境をつくる

僕がこの結論に達した経緯には、息子が通っていた「スズキメソード」との出会いがあります。
バイオリンを通じた才能教育で有名な、故・鈴木慎一先生が開発した手法ですが、これも発想がシンプル。
赤ちゃんが毎日、親が話す言葉を繰り返し聞いていると自然と母語を覚えてしまうのを見て、それをバイオリンの習得に応用しました。

私たちは日本語の天才ですよね?
外国人が大枚をはたいて勉強しても、こんなに話せるようにはなりません。

教室では、入会してもしばらくは子どもにバイオリンを持たせてくれません。
その代わり、親が一曲「楽しく」弾けるようにトレーニングを受けます。
その間、子どもは挨拶の練習をさせられます。

親が「楽しく」弾けるようになると、子どもが「僕にもやらせて〜」となるんですね。
そこで初めてバイオリンの練習が始まります。
「楽しく」ってのがポイントね。

子どもを教育してヤル気にするのではなく、ヤル気になる環境を創ってしまうのです。

仕事を真剣に遊ぶ

仕事も同じだと考えます。
上司が毎日カリカリしていたら、それは「仕事はつまらない」と言っているのと同じで、部下の自発的なヤル気は育ちません。
さらに出世したいとも思わないよね。

だから自らが仕事を楽しむことが大切になります。
でも「とてもじゃないが今の仕事なんて楽しめない」と感じている人も多いと思います。

でも、この事例を見たら誰でも楽しむことができると思うんです。
昨日の記事で紹介した本川誠さんです。

まずは彼のブログを読んで欲しいです。
あ、彼は新聞店を経営していますが、新聞店の業務は、それ自体楽しいものではありません。
でも、彼は楽しんでいる。
http://ameblo.jp/asaminaminoda/entry-12087983529.html

アホですよね〜!

求人広告も楽しんでいます。

kyuzin

同時に、仕事を楽しく充実したものにする取り組みもしています。
それは、地域に住むお年寄りをサポートするサービスです。
草むしりから始まり、電球の交換、クーラーの掃除に至るまで、様々なサービスを行っています。

iesapo
この仕事の醍醐味は、お年寄りからすごく感謝されることです。
昨日の記事で書いた「おひねり効果」です。

『プロ意識の高い社員を育てる「おひねり効果」を導入する』

仕事を真剣に遊んでいますよね?
仕事を楽しむと言うと「甘い」と言う人がいますが、僕から言わせれば、大変な時に険しい顔をしてる人の方が甘いと思います。
仕事を楽しくするには覚悟と知恵と創造性が要りますからね。

「自発性を育てる視点は環境にあり」
本川さんの実践から改めてそんなことを考えました。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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