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プロ意識の高い社員を育てる「おひねり効果」を導入する

お客様や仲間が社員を賞賛する育仕組みをつくることが人材育成には最も効果的だと考えます。
なぜなら社長がそれをやると共依存関係になるからです。

社員:「もっと褒めてくれ〜」
社長:「しょうがないヤツだ、俺がいないとダメだ」

褒める行為はいわば「お駄賃」みたいなものです。
対し、お客様や仲間からの賞賛は「おひねり」です。
分かりますか?ニュアンスの違いが。

素晴らしい芸に対し、感謝や驚きの気持ちを乗せて「ブラボー!!」と飛んでくるアレね。

今日は「おひねり」が自立した社員を育てるという話です。
それを仕組みにした事例をご紹介しますね。

お客様からの賞賛が集まるポイントカード

ポイントカードってありますよね?
お客様が買い物をする度に押されて、貯まると景品がもらえるアレね。
それを全く違う、というか180度違う使い方をしている人がいます。
この方、本川誠さんと言います。

当日の様子を書いた本川誠さんのブログはこちら。
こんな文章が書けたらなっていう面白いブログです。
http://ameblo.jp/asaminaminoda/entry-12096418173.html

見た通り食べることに命を賭けている人です(笑)
先日も、あるイベントのパネルディスカッションでパネラーを勤めましたが、その間も食ってる(笑)

IMG_8325

あ、その話はまた今度しますが、彼はポイントカードを社員が良い仕事をした時に、お客様や仲間から押してもらう用途で活用しています。

お客様にあげるのではなく、お客様から押してもらう。
良い仕事をした仲間に、ありがとう!と押す。

ちなみにお客様からの場合、ポイントが4倍になります。

IMG_8307

面白いでしょ?
これがお客様や仲間が社員を育てることに繋がります。

お客様からの賞賛を集める2つの秘訣

本川さんのやり方には2つの大きな秘訣があると、僕は考えています。
1つは、社員が依存しないことです。
社長からの賞賛の場合、マメに褒めないと「最近、社長はオレのことを褒めてくれない」ってなります。

でも、お客様は社員にもっとがんばって欲しくて押すのではなく、本当に嬉しかった時
にのみ押しますよね?おひねりだから。
だから依存しないのです。
賞賛されなくても他人のせいには出来ないからプロ意識が芽生えます。
これがお客様が社員を育てる仕組みです。

もう1つの秘訣は、ポイントが貯まった時に交換できる景品です。
これが豪華なものだと「それが欲しくてがんばる」という動機になってしまいます。
本来は「おひねり」がもらえること自体に悦びを感じるのに、それがすり替わってしまう。
景品のことが頭にあると、今、目の前のお客様に喜んでいただくことに集中できなくなるのです。

で、本川さんが用意している景品が面白い。
その1つがこれ。

「遅刻をしても怒られない。ただし1回だけ」(笑)

人生、愉しんでますね〜

仕事が楽しくなるでしょ?

社長が褒めるという行為は、一時的に効果を発揮しても長期的に見るとマイナス面が大きいと考えます。
お客様から直接、賞賛される仕組みをつくることで持続的、自律的に育つと考えます。

まずは、簡単な方法…お客様の声を集めることをオススメしたいです!

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです!

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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