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社員旅行に行かない社員はワガママか?

「社員旅行に行かない社員がいて悩ましい」
先日、僕の友人がFacebookで投稿をしました。
若い社員が集団行動が苦手で、行きたくないと言うそうなんですよ。

分かるわ〜その気持。
って、社長の気持ちじゃないよ、社員さんの気持ちだよ。
僕は、運動会の入場行進も遠足も苦手だったからね(笑)

Tao-&-knowledge-

それに対し、多分、経営者の方だと思うが、「それはワガママだ」というニュアンスのコメントが入ったのですが、僕は、「色んな考えの人がいた方が多様性があり良いんじゃない?」と入れました。

そうしたら、別の方が「それは多様性ではなく、単なるワガママなのでは?」と入った。

楽しいですよね?
それに対し、僕がなんと答えたか?

「という意見を持つ人もいるのが多様性です」

今日は、その件を事例に、自律型組織のあり方について書きますね。

「解」ではなく「解までのプロセス」に目を向ける

自律型組織の要諦は、社員が「会社が目指すもの」に向かい、自ら決め考え判断し行動するというシンプルなものです。
さらに、1人1人の個性が発揮された状態で自然調和するあり方。
JAZZのジャムセッションのようなあり方ね。

ポイントは、何か課題が発生した時に、トップが独善的にジャッジしないことです。
社員に考える余地がなく思考停止を起こすから。
対話の余地もないしね。

あ、世の中にはトップダウンで上手く行っている会社もたくさんあるから、その場合はそれで良いんですよ。

自律型組織の場合、悩むのが社長1人だけじゃないということです。
みんなが、その件について主体的に考える。
多様な意見を持つ者同士が対話して、どうあるのが理想かを話し合うということ。

「解」ではなく「解までのプロセス」に視点が行っているのです。

だからルールではなく文化が出来るのです。

件のFBの件は、自分が考える正義のコメントがあったのですが、僕の視点は全く違って「それを社長に言える環境が良いよね」ということです。
独裁的だったら意見も言えないよね。

個性を発揮しながら自然に調和する状態

もう1つの視点があります。
それは、独創的な奴に限って、変わっているということ(笑)
だいたいそういう奴は集団行動が苦手です。

ここでいう集団行動とは「何かに従う」「画一化される」という意味です。

組織には3つの状態があります。
1、独裁者、もしくは風土に縛られて、個が発揮できない状態、何かに無条件に従う状態で、一致団結を強制する傾向があります。
2、個が発揮されるが、バラバラで調和がとれていない、動物園状態。
3、個性を発揮しながら自然に調和する状態

自律型組織は3で、創造性をバツグンに発揮します。

別に1が悪いわけではありません。?単純なタスクを積み重ねることで成果が出る場合は、個を消して黙々と打ち込んでくれた方が結果が出ます。

もし3を目指すなら、独善的なジャッジは禁物です。

さて、件の会社ですが、その後幹部社員が話し合って、その彼と対話して、結局、行くという結論になったそうです。

その彼が説得ではなく、納得して決めたのなら最高ですよね。

いずれにせよ、社長だけが悩んだわけじゃないということだから、自律型組織と言えると思います。
僕も素敵な会社だといつも思っているもんね。
社長に人間的な魅力があるし。

独善的に決めない、多数決で決めない、それが大切だと考えます。

あ、僕なら旅行に行きたくない人は行かなくていいと考えます。
その代わり、うんと楽しんで、それを聞いた人が「来年は参加したい」と思えるくらいアホになって愉しみます。

てか、オレは行かないがね(笑)

誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです。

それではまた明日!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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