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モノではなく人に焦点を合わせると業態が進化する

おはようございます。
昨日は、新聞情報社さま主催のセミナーでした。
70名の受講者のみなさん、楽しい時間をありがとうございました!
すごい熱気でしたね〜!

IMG_8050

基本的にセールスのセミナーでしたが、今、新聞業界はセールスのやり方を改善しても焼け石に水です。
完全に斜陽産業だからです。
もっと、根本的に視点を変える必要があり、それができると業態が進化する可能性があります。
今日は、右肩下がりの業界が復活するには?という記事を書きますね。

モノではなく人に視点に立てば可能性が広がる

新聞の発行部数は1997年をピークに落ち続けています。
何となく分かるでしょ?
新聞だから手に入る情報もあるのですが、普通に生活していくにはネットで十分だと考える人が増えています。

じゃあ、もうダメなのか?と言えばそうではありません。

「新聞を仕入れて配る」というモノ視点から脱却すれば可能性は無限です。
既存客の方が新聞代というカタチでお金を払ってくださっているという視点、人の視点です。
つまり、既存客がいて関係性ができていれば、新聞代以外のカタチでお金をいただく道があるのです。

「自社にできることで、既存客に喜んでいただける方法はないだろうか?」と考えると可能性は無限。

例えば、配達ができるというのも資源です。
それを、お客様の視点で見れば「自分の代わりに動いてくれる」となります。
そう考えれば、配達以外にお客様が自分で動きたくないことを代行するサービスが生まれます。
結構あると思いますよ。

僕の親友にグルメなハムちゃんという奴がいますが、「美味しいもの(店)を知っている」というのは彼の立派な資源です。
それを活用すれば、お客様が知らない店を紹介したり、美味しいもの探して売るという商売ができます。
お店を紹介したことで生まれた売上の一部を紹介料としていただくことも可能です。
お客様は企業の宣伝は信用しないけど、その道の巧(笑)の話は時間を割いてでも聞きたいのです。?さらに、その人に好感を持っていたらなおさらです。

自社、あるいは社長や社員が持っている資源…今あるものに目を向け磨けば、お客様にとって「気になる存在」になれば商売の可能性は無限に広がると考えます。

絆のあるお客様を増やし、その方に喜んでいただくことを提案する

そして、そういう視点で商品・サービスを開発するとお客様との関係性が生まれます。

売れ筋の商品を置くという発想では、お客様は何の愛着も共感も持てません。

でも、自分にできることでお客様のお役に立ちたいという思いは共感を生みますよね。
そこに売り手の人柄が見えるからです。

先ほどのハムちゃんの例ですが、先日、わらび餅を売りました。
取り扱いの理由は、美味しかったからお客様にも食べてほしい。
シンプルでしょ?
既存客のうち約150人以上、新規客7人が買ってくれました。

わらびもちムドク

「オレが食べて美味かったから、みんなにも食べて欲しい」という思いで販売したものだから、単なる商取引を超えた関係ができます。

そうなるとハムちゃんの言葉に耳を傾けてくれるようになります。
既存客には、「新聞だから手に入る情報もあるから、しっかり読んでね」と言えば、新聞購読の安定になりますし、わらび餅を買った新規のお客様としっかりと関係を作っていけば、新聞の販売チャンスもあります。

「商品を仕入れて売る」と見るのではなく「絆のあるお客様を増やし、その方に喜んでいただくことを提案し代金をいただく」と見る。

大きな視点の転換ですよね。
斜陽産業と言われている業界にも無限の可能性があると考えています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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