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地域密着型の企業が、セールスをする前にやるべきこと

おはようございます。

釧路で行ったセミナーから帰ってきました。
今日は新聞業界の社員研修で講師をします。
少し疲れていますががんばります。

今日は、釧路で出会った方と話をして気付いたことを書きますね。
地域密着型の会社は、普段から地域の方と営業以外でつながることが大切だという話です。

もう、生活者は企業からの情報を欲しがらない

今と昔では消費者の意識がだいぶ変わりました。
昔はモノがなかった、そして情報もなかった。
消費者は企業から発信される情報=宣伝が主な情報源でしたからね。
口コミだってSNSが無い時代だから限らていたし。

だから売り手に主導権があったのです。
でも、今はモノも情報も溢れかえっていているから主導権は100%消費者にあります。
よく言われることですよね?

これが企業の営業活動に大きな影響を及ぼしています。
欲しいものがそんなにないのに、企業からの売り込みが多いということ。

だから企業から発信される情報を不要だと感じる人が多くなってきているのです。
YouTubeの広告なんて、全部スキップしませんか?
ネットで買い物をした時に「メルマガ希望」にチェックなんて付けないですよね?

企業は発信したい、でもお客様は欲しくない。
ミスマッチの時代になった。

これって、例えるなら、恋愛をする気がないのに多くの男性から「今度デートしよ!」と声をかけられる女性と同じです。

だから、僕は、声をかける前の段階…普段の営業以外の活動が重要になったと考えています。
それを見て、お客様から「なんか素敵」とか「気になるわ」と思われることです。

普段から地域と関わっている企業だけが選ばれる

釧路で出会った方は、吉田勝幸といいます。
10000軒以上を顧客に持つ大きな新聞販売店です。
それだけの規模にもかかわらず、危機感を持ち常に進化している方です。

彼の活動に、親子で作る短歌のコンクールがあります。
子どもが五七七の句をつくり、それを親が七七で返すというものです。

ku

(子)「もう帰る? 電話したいの がまんする」

(親)「さみしい思い させてごめんね」

見ただけで感動しちゃいますよね?
この活動が共感を呼び、今では釧路市長が賞を提供するまでに大きくなりました。

別に、これをして直接、新規客が増えるわけではありません。
でも、確実に、地域で気になる存在になっています。

気になる存在になると、発信した情報を受け取ってくれるようになります。
つまり、多くの企業がスルーされるのに、彼の会社から発信された情報はちゃんと受け取ってくれるというわけ。

弊社も、地域の方を巻き込んだイベントをするようになってから、販促の反応率がものすごく上がりました。

決定的な違いだと思います。

昔のように、売り込みに比例して売れる時代じゃない。

地域密着型の企業は、普段から営業活動以外で、何か生活者に喜ばれる活動が必要になると考えています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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