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成功の反対は諦め、失敗は成功の阻害要因ではなく糧となる

以前、僕がPTAの役員をやっている時に、尊敬する先生から「成功の反対は?」と聞かれました。
僕は即座に「失敗」と答えました。
でも、違いますよね?

成功の反対は「諦め」

人間は失敗から学び成長する生き物です。
だから社員にはたくさん失敗をさせた方がいいに決まっています。
でも、それがなかなか出来ないのは、失敗を成功の阻害要因と捉えているからです。

今日の記事は、失敗を避けるよりも失敗から学ぶ方が、はるかに効率のいい人材育成になるという話です。

失敗を成功の阻害要因ではなく成長の資源として見る

僕が尊敬する先輩に、NPO法人「大地」の青山繁さんがいます。
長野県飯綱町の小高い丘の上に幼稚園を開いています。

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山の斜面に園があるのです

子どもを大地に通わせるためだけに全国から長野県に引っ越してくる人が多いそうです。
教育方針を持は、大自然の中で、子ども達が「自ら考え学ぶ」というもの。
これだけ聞くと「へ〜」って感じですが、それが徹底されています。

安全確保のために自然を加工しないのです。
例えば、この写真は小学生の子ども達と共に作ったコテージですが、デッキに転落防止の手すりがない。

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例えば、このアスレチックの小屋も手作りで大人が遊んでも危険があります。

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危険を排除しない、危険に遭遇しながら成長することで生きる力を養うのです。
逆に、もし失敗をしても大怪我をしないように細かな配慮がなされています。

失敗を成功の阻害要因ではなく成長の資源として見ているということです。

失敗が「一過程」になるためにはシナリオ発想を持つこと

失敗は、成功の一過程です。
特に今の時代は、成果を出すために整えなければいけない要因がたくさんあります。
「AをすればX(成果)になる」なんて単純なものじゃなく、AとBとCが揃ってXになる、複雑な因果関係になっています。

失敗というは、Aは成果の要因ではないことが分かったという「発見」なんだよね。
喜ぶべきこと。

これは逆に言うと、因果関係が描けていないと失敗が活かされないということです。
「成約件数を増やせ」なんて発破をかけるのは因果関係が全くない要求です。
だから、成功か失敗かだけの評価になり、そこから学べない。
すごく勿体ない話ですよね?

「これとこれとこれをやったら、こうなる」
そんなシナリオを描いたら、今やるべき「これ」に集中する。
その時は、成果に執着しない方がいい。

時々、因果関係をチェックするのですが、その時は成果を意識する。

「自ら決め、考え、判断し、行動し、チェックし、改善する」
指示ゼロ経営の基本です!

社員は、会社を潰すような大失敗はできません、基本的に。
失敗が「一過程」になるように、シナリオ発想を持つことが大切だと考えます。
失敗しないように上司が先回りして、社員の自発性を奪わないことです。

そして、なにより「きっと上手くいく」そう信頼することだと考えます。

粘り強い心が必要ですね。

それではまた明日!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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