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社員の自立度を子どもの成長に例えると分かりやすい

社員の自立度を測るのに、企業を家族に例える方法があります。
社長が親で社員が子どもとした時に、子どもが何歳か?って話です。

大きく分けて「保育園児」「小中学生」「成人」に例えることができると考えています。
当然、成人した子どもの関係が最も理想なのですが、最近、大人になりきれない成人がいるように、親(社長)の接し方で自立できない社員が育つ危険性があります。

今日は、自立した社員が育つ過程をご紹介して、今、自社の社員がどの段階にいるか確かめて欲しいと思います。

人材育成は離すことにある

子育ての世界の格言にこんなものがあります。

子どもが赤ん坊の時は「肌を離さない」
小学校に入るまでは「手を離さない」
思春期になっても「目を離さない」
大きくなっも「気持ちを離さない」

子どもとの関わり方を表現した天才的な格言だと思います。
このポイントは、少しずつ離していくことにあります。

少しずつ離すことで自立が促されていくというわけ。
離すべき時に離さないと、自立できない。
思春期になっても手を離さないでいると、ストーカーみたいな幼稚なヤツになってしまう危険性があります、多分(笑)

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思春期というのは自我がしっかりして自分の考えが形成される時期なので反抗するようになります。
そこで、自分の考えがあるのなら、それを尊重してやらせることが大切です。
でも、目を話さないで関わり対話することです。

さて、話を人材育成に移しますと、思春期にあたる時期に手を離すことが自立した社員の育成に欠かせないのです。

育成の目標を「手を離す」に置く

子育てにおける思春期は、人材育成で言えば、仕事を「考えて出来るようになる時期」です。
物事の習熟には段階があります。

「知らなくて出来ない」
「知っているけど出来ない」
「知っていて考えて出来るようになる」
「身につく」…つまり考えなくても出来る状態です。

この3段階目の「知っていて考えて出来るようになる」の状態になった時が手を話すタイミングだと考えています。
それまでは文字通り、手取り足取り教えるんだけどね。

自分で決めてもらうタイミングです。

どのようにやるか?
いつやるか?
そうした決定を任せる。

で、目は離さないで、しっかりと何をやっているのかを確認するのです。
それは同時に、いちいち口を出さないことが大切になります。
そして、自分で考え行動するのを待つ、辛抱をすること。

ここを人材育成の目標に置くといいと考えています。

それを経ると、やがて成人した子どものように、事後報告だけで済むようになります。
相談しない、報告は事後報告、その状態になると社長がビックリするようなすごい仕事をやってのけるようになるのです。

家族で例えた時に、社員がどの段階にいるか、それを見極めて離すべきものを決めるのがいいと考えています。

さて、僕は今日、山形県酒田市の酒田商工会議所でセミナーを行います。
遠いけどがんばります!

あなたも素敵な1日をお過ごしください。

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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