墓参りに行って分かった事…「自分を輝かせる事で、人も幸せになる」

お盆の帰省が始まっています。
僕の町にも県外ナンバーのクルマが走っています。
コンビニに行くと、昔の友人にバッタリと会ったりするんだよね。
人違いだったら恥ずかしいから、声をかけるのに躊躇しちゃうんだよね(笑)

さて、お盆は、ビジネスブログって気分じゃないので、今日はちょっと違う記事を書きますね。
「創業者の思い」についてです。

ってビジネス系じゃん(笑)

お盆なのでお墓参りに行きました。
弊社の創業者は僕の祖父で、約90年前に創業しました。

以前に、じいさんの創業の思いを父に聞いたことがあります。

「新聞店ならペコペコ頭を下げなくても良さそうだから」

ええ〜!?(笑)

まあ、本心か冗談かは分かりませんが、一旗揚げてやるという思いはあったそうです。

僕は、その思いってすごく大切だと思います。
エネルギーの源ですから。

でも、それだけでは商売は繁栄しないから、企業は理念を作ります。
理念は、基本的に自分以外の幸せを謳います。

「世のため、人のため」

繁栄するためには、人の幸せを考えなきゃいけない。
それは自明のこと。

でも、僕はこれをいきなり目指すのは違うんじゃないかと思っています。
最初からそう思っている人もいますが、そこに到達するまでに、もう1つの過程があるのだと考えています。

「余のため、人のため」

自分が活きる喜びの先に、人のお役に立てるという意味です。

「世のため、人のため」という言葉に欺瞞を感じるのは、そのレベルに達していないのに、立派な人を演じているからだと、僕は思っています。

僕にもそういう時期がありましたが、いかにも立派な事を言って自己陶酔しているだけでした。
立派な社長の仮面を被ると、それに縛られて、人の評価ばかり気になって活力を失いますからね。
今、僕が達したのは「余のため、人のため」というレベルです。
それに気付いていから、すごく楽しいし、生きている実感があります。

人に喜ばれて初めて悦びを感じるのだから、生かされている、活かされているという言い方の方が正確かもしれません。

「自分のため」と「人のため」は相反すると思っていましたが、そうじゃない。

「自分を最大限に活かして、人に喜ばれる」

みんなが幸せになれるあり方だと考えていますし、多分、神様はそういう風に人間を創ったのだと思います。
お墓に手を合わせた時に、こんな声がしたような気がします。

「自分を活かして、人に喜ばれるのは楽じゃないぞ。自分を磨く努力を怠るな」

ご先祖様から受け継いだ命を、どう輝かせるか?

それがご先祖様への恩返しになると、僕は思いました。

お盆って、自分の命のルールを考えるいい機会ですね。

素敵なお盆をお過ごしください。