*

社員に売上目標を追いかけさせる企業が繁栄しない理由

売り手の発信よりも、既存客の声の方が影響力がある

おはようございます。
僕は、最近、折込チラシの効果が薄くなっているとリアルに感じています。
作り方の上手い下手の問題じゃなく、根本的な前提が変わったんだと考えています。
もう生活者は売り込みのチラシに辟易としているのだと。
そして、別の「何か」から情報を得ているのだと。

もう、売り込む時代ではない、全社をあげて支持者をつくり、そこから広がっていく仕組みをつくる時代だという話です。
支持者は「既存客」のことね。

例えばね、先日、長野市で福祉イベント「ハピスポひろば」というのがありました。

IMG_7138

5000人収容可能な長野五輪の会場でやったんですが、主催者の方は集客に悩みますよね?
昨年は2000人以上が集まったのですが、今年はそれを上回る人が来た。

なぜか?
僕がDJをやったから…
あ、すみません…

昨年はチラシをたくさん撒いたのですが、それを見て来た人は少なかったそうです。
人から人へ伝わった結果だったという事がわかったそうです。
だから今年はチラシは撒かなかったのです。

僕がそれをリアルに体感したのは、このイベントのことをブログで紹介したことでした。

僕はいつもブログをUPするとFBでそのことをお知らせします。
そうすると「いいね!」が付きますよね?
その数がこれ。
大したことありませんよね?

スクリーンショット-2015-06-29-8.27

でも、ブログ内に付いた「いいね!」はこれ。

スクリーンショット-2015-06-29-8.25

その差、「255」が何を意味するのかといえば、シェアが起きたことを表しています。
シェアしてくれた人は、僕のためではなくイベント主催者のために行ってくれたんですね。

みんながSNSで投稿したり友人を誘ったり、その積み重ねが今回の集客数になった。

主催者が「イベントいいから来てね」というよりも、第三者が言った方が何倍も信頼性が高いですよね?
こういう支持者を作ることが、今の時代…売り手の売り込みに疲れた生活者が多い時代には効くのです。

売るのが仕事ではなく、お客様の幸せを創造することが本来の仕事

ということは、マーケティングの概念が変わったということで、知らない人に来てもらう労力を、すでにファンでいてくれる人に使うことが大事だと考えます。
その人からの発信が始まるからです。

それに伴い、社員の仕事も変わる。
未購入のお客様に費やしていた時間と労力を、既存客に向けることです。
思わず人に話したくなるくらいに大切に接する。

そして社員がそれに情熱を傾けられるようにするためには、仕事そのもを変えなきゃいけない。
売上の拡大を目標にしていたら、社員は既存客を大切にできないですよね?
売るのが目的の場合、売ったら終わりになるから。

でも、お客様は買ってから始まります。
購入の目的は自身が幸せになることだからね。
だからお客様の幸せを実現することに真剣な人は「売って終わり」にはならない。

「売るのが仕事ではなく、お客様の幸せを創造する」

仕事の目的を見直す、しかも建前ではなく一挙手一投足が目的に向かうように仕事の内容も見直さなきゃいけない。

人間は人に喜ばれることが大好きな生き物です。
目的と仕事内容を変えれば、自ずと自発的に仕事に取り組むようになる。
僕は経験上、そう確信しています。

ビジネスも経済も人の幸せのために開発された。

そこの原点を忘れないことだと思います。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

また明日!

 

 

 

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
責任は「取るもの」ではない「果たすもの」である

仕事に責任はつきものです。 誰だって無責任な人は嫌いですよね? 「言っ

あなたが情熱を感じてきた事が、あなたの事業の未来を形づくる

「◯◯すべき」という言葉が多い会社は窮屈で自由な発想が生まれません。

現場のことは現場で解決する…主体的な現場を創るための社長の心得

企業でよく「末端」って言葉を使いますよね? 「末端の人たちの仕事」なん

何屋といったカテゴリーに縛られず「自分の表現の場」と考えると道が拓ける

タウンページにある業種のカテゴリーが役に立たない時代になったと実感して

変化に素早く対応できるチームにしたければ役職は決めない方が良い

何かをやろうと思った時に、すぐに実行に移せる会社は強いです。 成果は行