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お客様の奴隷になる人、お客様に育てられる人

僕は大学を卒業してすぐにドラッグストアに入社しました。
意外でしょ〜? 別に薬剤師の資格を持ってるわけじゃないんだけどね。
店舗に配属されて売上をつくる仕事でした。

入社してすぐに店長にものすごく怒られた(泣)
理由は、お客様に「おはようございます!」と挨拶したこと。
なんでやねん!って感じですよね?(怒)
「いらっしゃいませ〜!」と言えと。

smile

でも、僕は自分の挨拶は間違っていないと思っていたし、今では確信を持っています。
お客様として接すると、相手もコチラを業者として見るから人によっては無茶な要求をする。
フレンドリーに接すると良好な関係ができると考えています。

お客様と良好な関係を持ちたければ、接し方を変えようという話です。
そっちの方が社員のモチベーションが高くなるし、お客様とともに成長する関係になれます。

コチラがどんな態度で接するか?で関係が決まる

僕は、一流ホテルの接客はやっぱりレベルが高いと思います。
ヘコヘコしてないでしょ?
堂々と、でも丁寧に優しく接してくれる。
とても紳士、淑女な態度で、僕も紳士っぽくなる。
エレベーターで一緒になった子どもに笑顔を見せたり、絶対に米澤的じゃない(笑)
あ、でも掃除係りの方は真実を知っている。
冷蔵庫の飲み物は買わずにコンビニで買っているケチな野郎だということを(笑)
アメニティは全て持ち帰る「もとを取ろう精神」だという事を…

さておき、対人関係は互いが互いに影響を与え合って成立するということ。

だから、最初にコチラがどんな態度で接するか?ということが大切だと考えます。

「お客様は神様です」と最初に言ったのは三波春夫さんです。
それが誤解されて伝わっているようですね。

長女の三波美夕紀さんが新聞のインタビューでこう言っていました。

「お客様を神様に見立て、雑念を払って歌う」

浪曲は多くの役柄を瞬時に演じ分けるため、雑念があると表現が鈍る。?そこで、神前に立ったような澄み切った心で歌う必要があるというのが三波春夫さんの真意らしいのです。

そういう態度で演じると、観客は神のようになる。
真の恵み=「おひねり」をいただけるわけです。

お互いが気持ちよく付き合える関係をつくる

でも、相手を神のように思うって、すごく精神性の高いことで、なかなか出来ません。
神頼みになると「主人と奴隷」の関係ができてしまいます。

だから僕は、お客様を「大切な友人」として接するのが良いと考えています。
そのためには「◯◯様」ではなく「◯◯さん」と呼ぶのがいいと思う。
「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」がいい。

コチラの接し方で関係が決まる。

主人と奴隷の関係になったら、社員は仕事に誇りが持てなくなりモチベーションの維持ができなくなります。
お客様を大切な友人として見ると、相手もそう見てくれる。(そうじゃない人もいるけどね)
社員だって人間なんだから、そういう相手の方が好きだし、喜んで欲しいと純粋に思えますよね。
そして、一度喜んでもらえたら、次はもっと喜ばれたいと思うから、前回を超える仕掛けを考えます。

これって、図らずとも、社員がお客様に育てられる関係です。

お互いが気持ちよく付き合える関係ですよね。

 

一層、神様ではなく「神さん」と呼んだらどうかと思ったら、ウチに1人いたわ(笑)
カミさんは偉大なわけですよね〜
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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