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「支え合う」というキレイ事を今一度考えてみた

今日2本目の記事です。

僕はビジネスの世界で生きています。
ビジネスっていいな〜って思うのは、お金を原動力に社会を良くすることができるから。
もちろん自分が豊かになりたいって思いが最初に来ているけど、それを満たしながら社会に貢献できるって素晴らしい。

でも、世の中にはビジネスベースに乗らない、でも重要な事業があることを知りました。
例えばね、盲導犬を育てる活動がそう。
1頭育てるのにものすごくお金がかかり、これを販売すると非常に高額になり、必要としている障がい者の方が買えないのです。
支援者が支えている事業だそうです。

障がい者、高齢者福祉の世界にもそんな分野があります。

僕の友人に、高山さや佳さんという介護師の女性がいます。
僕と同じ長野県で福祉団体「ハッピースポットクラブ」(ハピスポ)を主宰しています。

すごく変人で(褒め言葉です、念のため)彼女の友人に聞いた話ですが、小学校の頃、子犬、子猫を拾うと飼い主が見つかるまで、知らない家のチャイムを鳴らして『この子を飼ってあげてください』と真っ暗になっても歩いてまわったそうです。

彼女は、僕がやっている夢新聞を「凄い」と褒めてくれる。
でも彼女は、僕とは次元が違うと思っています。
僕は全国に夢新聞を広げたいと思っていますが、彼女は常に目の前の誰かを見ています。

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そして、「障がいのある人も、ない人も、色んな境遇の人生を生きている人が、心の壁をとりはらって交流する場を創りたい」

そんな思いでイベントを主催していて、これも多くの支援者が支えています。

そこは僕にとって、全く未知の世界でした。
正直、最初にイベントを一緒にやろうと誘われた時は抵抗がありました。
障がい者の方が多く集まる場で、夢新聞教室をやろうと誘われたのです。

会場に入ると、車いすの人が大勢いる。
視覚障がいや聴覚障がいの方がいて、どうすればいいか分からなかった。

その時に、僕は、健常者として彼らをサポートしなければいけないというプレッシャーで、早くイベントが終わることを祈っていました。

僕がウロウロしているうちに、夢新聞は順調に進んで行きました。
僕が普段経験している、どんな教室よりも順調に。

なんで?

自分には出来ないことがあって普段から誰かにサポートしてもらっているから、他人をサポートすることに抵抗なんてないのです。
背の高い人が、網棚の荷物を降ろしてあげるくらいの感覚です。
小さなサポートでも、ちょっとした滞りがその場その場で解消されていくからものすごく順調に進むんですね。

それは障がい者同士の話ではなく、健常者と健常者、健常者が障がい者を、障がい者が健常者をサポートする場面もありました。
こういう会社組織をつくったら強いだろうな〜、そう思いましたよ。

僕も例外ではなかった。
夢新聞の最後に使う大切な書類がどこかに行ってしまったのです。
書類が勝手に歩いてどこかに行くわけないんだけどね(笑)

それを使う時間が刻一刻と迫ってきて、焦るのなんのって。
でも、僕は自分で解決しなければいけないと思っていた。障がいを持った人に助けを求めてはいけないという、ある種の傲慢な考えがあったのです。

相当に焦っていんでしょうね、車いすの方が「どうかしましたか?」と聞いてきました。
本当に困っていたので、正直に話しました。
すると、一緒に探してくれて、それを見た別の人も加わってくれて、時間ギリギリに見つかりました。

すごくホッとしたし、嬉しかった。
そして初めて分かった。
高山さんの言う「心の壁をとりはらう」の意味が。

きっと高山さんの考えている理想の世界は、強い者が弱い者を助けるという狭い話じゃなくて、全員が「する側」であり「される側」になり協調する世界なのだと思いました。

そんな交流体験をするイベントが「ハピスポひろば」です。
これまで5回行って、今や、長野県でも有名なイベントになりました。
http://kazutach51.wix.com/happy2

でも、やっぱり支援者による寄付が必要なのです。
いや、支援者という言葉は適当じゃないかも知れません。
「する側」であり「される側」なのだから、協力者なのだと思います。

これからの時代、「支え合い」はキレイ事ではなく、現実的な繁栄の実務なのだと思います。

もし、このブログを読んで、協力してくれる方がいましたら、3000円から出来ますので、以下のサイトからお願いします。
クラウドファウンディング「READYFOR」
https://readyfor.jp/projects/4028/announcements

当日は、僕も夢新聞でお手伝いをしますよ。

もし時間があったら遊びに来てくださいね!

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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