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人の集団は目的を共有すると、自然と知恵を出し合い課題を解決する

おはようございます。
先日、中学生の野球チームからの依頼で夢新聞を行いました。

今回の夢新聞はちょっと変則的で、講師は僕ではなくチームの保護者であり、僕の親友、近くにいるだけで体感温度が10度上がる熱い男がやりました。
僕は監修&サポート。

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目的は夢新聞を書くことではなく、それを通じてチームワークの何たるかを感じることです。

今日は、チームは共通の目的を持つと、指示・命令されなくてもちゃんと自律的に前に進めるという記事を書きます。

仲がいいのとチームワークは違う

昨日は6名のグループで1枚の夢新聞を書きました。
全部で7グループ。
共通の目標は「今季大会で全国制覇」で、新聞記事には、そこに至るまでのプロセスと、そのために各自がチームワーク向上のために何をしたか?を書きます。
プロセスというのは、何大会で何勝してといった具体的な道のりです。

子どもたちにはミッションを与えます。
それは「ここにいる全員で協力しあって、全グループが制限時間内に「全国制覇」の夢新聞を完成される」というもの。

で、基本的な書き方を伝え「さあ、どうぞ!」と始まる。
するとどうなるか?

グループ内でお互いに顔を見合わせてキョロキョロします。
「誰が書くの?」「どうやって書くの?」「プロセスなんて知らない」と依存が始まるのです。
チームとしてはあまり良い状態ではない。
自分に出来ることを自ら決め、積極的に参画すれば、ものの15分で書けてしまいます。
プロセスが分からない場合は、知っている人に聞けばいいし、知っている人はみんなに教えればいい。
それだけの話しですが、それがなかなかできないのです。

人の集団は自ら課題を解決する能力を持っている

で、講師からフィードバックが入ります。
「正直、見ていて残念だった。チームワークは、自分にできることを積極的に名乗り出ることで成り立つ。『誰かがやればいい』じゃ、どんな課題もクリアできない」と。
さらに、「本気で勝つ気のある人は、優勝までのプロセスを知っているはず」と、結構厳しいフィードバックが入ります。

オレにはできねぇわ(笑)

その後、今のワークで自分がどんな状態だったかをグループ内で話し合います。
「誰かがやればいい」「ひとりよがり」「人を責める」…自分が陥った状態を素直にシェアします。
別に恥ずかしいことじゃない、誰だってそうなりやすいから、でもそれじゃチームワークはできない。
その後、仕切りなおして夢新聞を書くのですが、気付きを得た子ども達は、さっきまでの状態が嘘のように自律的に役割を決め、あっという間に完成させてしまいました。
全員の意見をまとめるのが得意な人、書くのが得意な人、助手が得意な人…自分にできることを進んで名乗り出ました。

今回は、教育的な要素があったので講師からのフィードバックを入れましたが、それがなくてもできたと思います。
ミッションが共有され、その実現を望んでいるなら、それをしないと危機が訪れることを自覚していたら。
最初は互いに依存しあって進まない、でも制限時間が迫ってくるので、いずれ誰かが口火を切り、そこから自律的に役割を決めたと思います。

人の集団は、目的を持ち、同時に危機感を持つと、みんなで知恵を出し合って、たいがいの課題を解決できる。
それだけの力を持っているのです。

これは企業組織にも当てはまり、社長が全部お膳立てをしなくても、自分たちで解決する能力を持っていて、それを信頼することが大切なのだと考えます。

それを信頼することが社長の一番の役割なんじゃないかな?そう思った体験でした。

それではまた明日!

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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