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ビジネスの話だけじゃなく、人生の話をしよう

月曜日と火曜日に夢新聞協会の認定講座を行いました。
この講座を受講すると夢新聞講師としてデビューできるんですね。
今回は企業経営者3名が参加してくれました。

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今日は、参加者のエピソードから、経営者に必要な力はビジネスを語る力だけじゃなく、人生を語る力だという記事を書きます。

夢新聞教室を開催するには2つの力が必要になります。
1つは、教室の運営方法です。
講師が教えなくても参加者が自発的に参加する仕組みづくりで、これは、どちらかと言えば左脳的に考えればできる領域。

もう1つが難しいのですが、夢新聞教室の一番最後に行う自分の思いを伝えるコンテンツです。

参加者の心を動かすトークが求められます。
普段、経営者が社員に伝えている内容は、極めて論理の世界です。
やるべき仕事の必要性を伝える時も、新しい企画の展開を伝えるときも、論理的に話をすることが多い。
しかし、社員もお客様も人間である以上、感情の生き物で動機づけは情動が動いた時に起こります。

さて、そんな慣れないトレーニングを講座の中で行い、みんなの前プレゼンする時間があります。
相手の感情にアクセスするには、自分の感情を知ることが求められます。
自分の体験や生い立ち、そういうものの中にヒントが隠されています。

3名の受講者は相当に考え込みコンテンツを作りました。
それが、ものすごくグッとくる内容でした。

その中の1人のエピソードに僕は講師なのに、不覚にも涙をこらえる事ができませんでした。

その方は、生まれつき軽度の障がいがあります。
それはコンプレックスだったし、「なんで自分が」という思いもあった。
でも、今の彼からはそんな雰囲気は感じません。
笑顔が素敵で、いつも人に喜んでもらうことを考えている。

それは人生の中で考えが変わる瞬間があったからです。

彼のお母さんは耳が聞こえません。
でも、いつも笑顔で毎日を暮らしている。
そんなお母さんが大好きで、お母さんを笑顔にしたい、そう思って笑顔でいられる自分になった。

「人はいつか別れる時が来る」
その時に後悔だけはしなくない、だから今日も笑顔でいる。
そんな生き方をされている方です。

僕は、素敵な方だと思いましたし、その体験を多くの子ども達に話して欲しいと心から思いました。
ファンになりました。

彼は比較的大きな会社の幹部社員です。
きっと、部下の方も彼のことが好きなのだと思います。
でも、それは仕事の話ではなく、彼の人生、生き方に共感するからだと思います。

誰にでも、その人だけの物語があると思う。

たまには人生の話をしよう。
この連休はそんなことを考えてみてはいかがでしょうか。

それではまた明日。

 

 

 

 

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米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

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