*

「個人が自由に発信できる時代」=「ごまかしが効かない時代」

まずはこちらの写真を御覧ください。
どこか分かりますか?

11080352_1167778206572187_826821203952672741_o

富士吉田にある寺(?)なんですが、まったく知名度のない観光地なのに、最近ここを訪れる外国人観光客が多いそうです。
彼らは自分でネットで調べて来るのですが、それが観光ビジネスに影響を与えています。

あ、この写真ですが、このサイトからいただきました。
すごく素敵な写真が満載なので、ぜひチェックしてみてください。

http://japan-web-magazine.com/japanese/yamanashi/arakura-sengen-jinja/index.html

今日は、マスメディアが発信する情報よりも個人が発信する情報を信頼する時代になったという話です。
そして、それは小さな会社にとって大きなチャンス到来を意味します。

観光客はSNSを参考に行き場所を決めている

外国人観光客の情報収集の変化について、先日NHKで特集をやっていました。
以前は旅行会社を頼りにしていたのが、最近は自分で調べて来るようになったのです。
観光客がどこに行っているかは、スマホの位置情報を活用したビックデータから明らかになりました。

これ、旅行会社にとっては大きな脅威ですよね?

僕は以前に大手旅行会社が企画したツアーに参加したことがありましたが、すごくつまらなったのを覚えています。
でっかいドライブインに入って冷めた「ウニ丼」を食う。
でっかいお土産屋に寄って、「マリモッコリ」を買う(笑)
家に帰って、「なんでこんなものを買ったんだろう?」と不思議な気持ちになる(笑)
ホテルの夕食も「ここは体育館か?」とツッコミたくなるくらい、会場の端が霞んで見えるほどの広い会場でのバイキング。
ガイドさんは決して美人じゃなかったけど、すごく面白い人で、それだけが思い出に残っています。

全部、業者の利害がからんだ旅程になっているのを感じました。
多分、2度と旅行会社のツアーには参加しないと思います。
だって、自分で調べられる時代だもん。
ハッシュダグ(#)を入れて投稿する人が多いから検索ができる。
実際に行った人の感想を知ることができますからね。間違いない情報です。

商売はごまかしの効かない時代に入った
その昔、民は情報を入手する手段が限られていました。
マスからの発信に頼るしかなかったから、当時の民はいいようにコントロールされていたのだと思います。

今は「みんなの感想」を知ることができて、マスが発信する情報よりも信頼を獲得しています。

この変化は僕たち小さな会社を経営する者にとっては大きなチャンスになります。

もし、自社のことをSNSで「良かった」と誰かが発信すれば、それはものすごく大きな広告効果になりますよね。
マス発想の広告は「枠」の大きさと、それを見る人の数が価値だったのが、生きた「情」を伴う情報が飛び交っているし、それを検索する技術も優れています。

逆に、もはやインチキ、コントロールが効かなくなったとも言えます。
真に目の前のお客様を大切にする企業だけが、個人発信の広告効果の恩恵に授かることができる。
もし僕が、件のツアーで夕食会場の写真を入れ、「体育会なう」ってUPしたら、それを見た人は行かないでしょ。

先日、妻と行った蕎麦屋さん「そば処木鶏」がものすごく美味しかったのですが、僕がそこを知ったのは友人のSNSでの発信でした。
そして、期待以上に美味しかったから、それをfacebookにUPしたら、すでに行ったことのある友人から「ね!美味しいでしょ?」とコメントが入りました。
まだ行ったことのない人からは「今度行きたい!」と。

スクリーンショット-2015-04-14-15.16

これを見た、まだ行っていない人は何を感じるでしょうか?
そういうことです。

時代に合わせて手段は変わる、でも、絶対に変えちゃいけないことは、目の前のお客様に喜んでいただくことを本気で考えることです。

チャンスに溢れた時代だと思います。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

 

The following two tabs change content below.
米澤 晋也

米澤 晋也

1971年長野県生まれ。有限会社共和堂代表取締役
指示・命令をしなくても自ら考え行動する社員を育て、社長が掲げるビジョンに向かい1つになる組織を創る方法論「指示ゼロ経営」の実践組織Tao&Knowledgeを主宰する。
1人1人が自由に行動し、創造性を発揮しながらも調和する、Jazzのジャムセッションのような組織です。
特に2代目、3代目経営者が自分の組織を創るための実務を得意としています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
硬直化した組織を「挑戦する組織」に変える3つのステップ

社内には「変えたい」と願う人よりも現状維持を好む人の方が多いです。 「

協力しない、助け合わない社員は、この2つで協働するようになる

社長は社員に「もっと協力して仕事をして欲しい」と願っている。でも、

いるだけで周りに勇気と安心を与える社長が信じていること

優秀な経営者に共通することの1つに「楽天的」があります。 根拠がなくて

他人事な社員が仕事を自分事と捉えるには「働き方」のビジョンが必要

企業の活性化にビジョンは欠かせません。 目を閉じれば情景が浮かんでくる

嘘でもいいから飛躍した未来を描く!社長のための未来創造ワークショップ

「今の仕事をもっと工夫して頑張ればもっと成果が出る」…そんな会社は多分